AppleInsider: 詳細レビュー： Apple の iPad と iPhone OS 3.2 [Page 10]
原文：In-depth review: Apple's IPad and iPhone OS 3.2 [Page 10]
まとめ
iPad への判決： おそらくあなたには必要ないだろう（そのカテゴリーはまだどこからともなく発明されたばかりということを勘案して）。しかし、その比較的手頃な価格が障害にはならないとなれば、ひとつ欲しくなるかもしれない。
それは使っていて楽しいのだ。 ドキュメントを作成する一般的な方法として大きな可能性を見せてくれる（このレビューのための画像のほとんどは iPad 上の Keynote で作成され、テキストは Pages をつかって入力されている）。 きちんと動いてくれるのだ。
また、魅惑的なゲームマシーンだ。 私は気軽に iPhone ゲームをするのが好きなので、さらに洗練されてより没頭できるようになればそれだけでも素晴らしいことだ。
それは素晴らしい動画・テレビプレーヤーでもある。 そして、それはテレビではないので、ネットワークテレビ局も自社番組を無料で掲載することになんら問題がないのだ（彼らは同じことを Apple TV にはできない。というのもそれは彼らのパートナーであるケーブルテレビ局をバイパスするからだ）。
しっかりとしていて魅力的で、ガラスの衣をまとった最新型のタブレットコンピュータにしては、少なくとも壊れそうな感じはない。 何かが外れてしまうんじゃないかと心配することなくバックパック放り込んだり、カウチにポンとおくことができる。ネットブックやその壊れやすい高額ディスクや磁気ハードドライブにたいしてだったらしないようなことをしても大丈夫なのだ。
AT&T や別のプロバイダーに結びつけられていないが、3G バージョンでは常に持っていてそんはない WWAN オプションを手にできる。 自分の仕事場やリラックスする場のほとんどの場所で WiFi を使えるという贅沢な立場にあるのなら、iPad は素晴らしいかたちでネットワークにつなげてくれる。
欠点： 自分の iPhone や iPod touch、ノートブックあるいはデスクトップコンピュータの中間にあたるものを必要としていると自らを説得することが難しく感じられるかもしれない。 iPad は外出先でも非常に使いやすい。 壊れやすくはないし、とても実務的だし、作業をしていても驚くほどに自然な感じがする。
キーボードも使えば、書いたり長いメールを打ったりするにあたって非常に使いやすくなる。 しかしそれとは別に、フルパワーのノートブックでの方が、少なくともバッテリーが切れる 2 〜 3 時間のうちにももっと多くの作業を終えることができるだろう。 iPad でもっとも良いのは、非常に長い間動作し続けることだ。
もし旅行することが多かったり、リラックスする時間があったり、新しいテクノロジーを楽しめたり、古いやり方を別のやり方で再び学んでいくことにオープンであるのなら、iPad を心から楽しめるだろう。 新しい iPad アプリや来る iPhone 4.0 で花開けば、さらに楽しむことができるようになるだろう。
iPad を MacBook に置き換わるものとして、あるいは iPad をその目的とは違ったものとして求めていたり、もう少し出費を減らしてたくさんの USB ポートや Flash を走らせる能力を備えたより従来型のネットブックにしたいのであれば、iPad は憎しみの対象となる可能性が高い。 しかし、それならこのレビューを読みはじめる前からそれは分かっていたはずだ。
長所：
強く、クリーンで、魅力的なデザイン
自然なタッチインターフェースはシンプルでエレガントに使える
すでに素晴らしいアプリがたくさん利用でき、さらに増えつつある
iPhone でお馴染みの機能が iPad のより大きな画面で利用できるよう拡張されている
Bluetooth キーボードとペアで使うと仕事が捗る
手持ちのコンピュータと連動できる素晴らしいモバイルツールとなる
高速な 802.11n ワイヤレス接続
合理的な価格のハードウェアと契約が必要ない 3G サービス
ゲームマシーンとしての大きな可能性
短所：
アーリーアダプターは何回かのソフトウェアアップデートを経ることになる
HTML5 にフォーカスすることで Flash を必要とする人にとっては一時的に問題になる
いくつかお馴染みの機能が欠けていたり、やり方をもう一度覚える必要がある
ビデオカンファレンスのための装置がない
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