AppleInsider: Apple がマンハッタン第三の店舗計画を断念

Apple abandons plans for third Manhattan store
By AppleInsider Staff
Published: Monday, October 17, 2005 12:00 PM EST

Apple Computer がマンハッタンにある Flatiron District に 2 階構成の直販店を構える計画を諦め、ミッドタウンで進行中の、はるかに大型の店舗開発を完成させることに注力することに決めたようだ。

Apple は、18 番通りと 19 番通りとの間にある、五番街 136 番町に 2,500 平方フィートの店舗リース契約に署名したが、その後 この契約を廃止したいと申し出ている、と NY Post が報じている。

同記事では、Apple はその代わりに、57 番通りと 58 番通りの間にある五番街に面した General Motors Building 内に建設中の 広さ 20,000 平方フィートのストア に集中すると決めたようだ。

最近の記者会見で Apple は、GM ビルの地下コンコースに 巨大な旗艦店 を建設中で、年末商戦までに開店を目指しているということを初めて 認めた

NY Post は詳細を明らかにしていないものの、Apple は、由緒ある 136 番街のビルを ガラスで覆われた 2 階建ての Apple 直販店にするというデザイン案に対して、地域コミュニティの組合から 反対の声が上がった、と先の報道では伝えられていた。

同ビルは Ladiesâ Mile Historic District という景観保護地区内にあるため、 Apple の案は数度の見直しを経ても組合には歓迎されなかった。

Appleオレゴン州ポートランドの Historic Alphabet District 内の 9,000 平方フィートの店舗 に関しても同様の問題に直面している。こちらでは Apple は、既存のビルを解体して、ガラスの正面玄関を備えた 2 階建ての直販店を新築しようと企ていている。

Apple はまず、地元の歴史的建造物委員会から認証を取り付けなければならず、そのための公聴会は今月に予定されている。