AppleInsider: Morgan Stanley は引き続き Apple に楽観的

Morgan Stanley remains bullish on Apple
By Tariq
Published: Thursday, November 10, 2005 02:40 PM EST

Apple Computer は成長軌道に乗った総合小売業へと発展している、と Morgan Stanley は語り、同社の株式の目標価格を再び引き上げた。

木曜日に発行されたクライアント向けの調査報告書で、アナリストである Rebecca Runkle は、最近投入された製品によって Apple にとっては非常に有利な年末商戦が可能になったとして、Apple への 「ハロー効果」 が続いているという判断を示した。

「デジタルコンテンツやリビングルームのデジタル化の進行、来年予定されている新しい Intel ベースの Mac の登場により、Apple のコンシューマとプロフェッショナルの双方に向けた製品群はさらに充実したものになるだろう。」 と Runkle は続ける。

Morgan Stanley は、今年は iPod のユーザ層が 2700 万人 *1 に達したなか、新 iPod や新 Mac の登場でデジタルコンテンツの可能性が広がったことを受け、12月期の決算は 「印象的」 なものになるだろう、としている。

Apple の固定費小売モデル*2 を勘案すると、プロ向けの CPU を向上させ、コンシューマ向け製品群を拡張した場合、利益幅や評価勘定において長期にわたる増収を見込めると Morgan Stanley はみている。

以上のような判断を受けて、Morgan StanleyApple 株の目標価格を $60 から $70 へと引き上げ、「Overweight」 という評価を繰り返している。つまり、Apple 株は 「今後 12 〜 18 ヶ月間にわたるリスク調整ベースで、アナリストが予測する同業界での平均総利回りを上回る」 とのみかただ。

*1:2年の更新期間を前提とすると 1 年前は 500万人だった

*2:fixed cost retail model