AppleInsider: Intel が社内に 「Apple グループ」 を組織
Intel forms internal 'Apple group'
By Kasper Jade
Published: Tuesday, November 22, 2005 11:00 AM EST
次世代 Macintosh コンピュータを Intel プロセッサに変更するという Apple Computer の決定を受けて、Intel Corp. は社内に、エンジニアと営業スタッフからなる 「Apple グループ」 を創設した、と eWeek が報じている。
記事 では、Intel は Lenovo や Hewlett-Packard といった他の大口顧客に対しても同様のグループを持っているとしている。しかし、Apple グループの詳細については情報がほとんどなく、同グループの活動に関しては 「内部の機密事項」 であると語った Intel 代表の言葉が同記事には引用されている。
Gartner の調査アナリスト Mark Margevicius が eWeek に語ったところによると、Intel は 「できるだけ多くの供給元と作業する」 ために複数のグループを設けているという。公式に伝えられる Apple グループは誕生して間もないものの、Intel は数年にわたって 「秘密の研究開発部門」 を持っており、潜在的な顧客であった Apple に対してもテクノロジーのデモンストレーションを行ってきていた、とも Margevicius は語っている。
Margevicius はまた、Intel はプロセッサ製造のみならず、ワイアレスネットワーク用モジュールを含めたマザーボード全体も製造している、と指摘し、Apple が Intel にマザーボードの設計をアウトソースした場合、Intel は売り上げ規模を伸ばすことが可能で、Apple は Mac の製造コストを削減することも可能となり、結果として消費者にも利益がある、とも語った。
「Apple がプラットフォームを成長させたいと考えているなら、コスト面でも優れていなければならない」 と Margevicius は語る。
Margevicius のより詳しいコメントは eWeek の記事 に掲載されている。