AppleInsider: UBS が Apple 株の目標株価を 100 ドルに引き上げ
UBS raises Apple price target to $100
Published: Wednesday, January 11, 2006 10:00 AM EST
先の四半期において 1,400 万台の iPods を販売し 57 億ドルの収益を達成したという Apple のアナウンスを受けて、UBS Investment Research は水曜日、Apple 株の評価を引き上げ 100 ドルという目標株価を設定した。
「今回の基調講演では製品予測の面で期待が先走った感があるものの、Apple の '06年第 1 四半期におけるパフォーマンスは、基調講演で発表された （発表されなかった） あらゆる製品にも勝り、株価にも押し上げ効果をもたらすはずだ」 とアナリストの Ben Reitzes は顧客に向けて送付された調査報告書のなかで述べている。
「Macworld で発表された新しい Intel Mac やソフトウェア製品に非常に好感を持っており、Apple は引き続き新機軸を打ち出し、2006年一杯にわたって複数の新製品 -- 新しいメディアサーバ、Apple ブランドの携帯電話そしてさらなるメディアコンテンツ -- を発表していくものとみている」 と Reitzes は続けている。
Reitzes はまた、一部 「非常に期待されていた」 製品が基調講演ではアナウンスされなかったものの、心配はしていない、とも述べている。
「新しい iBook は披露されなかったものの、iMac の発表があったために目立つことはなかった。いずれにしろ iBook はこの 1-2 四半期中には発表されるだろう」 と Reitzes は語る。「メディアハブについても検討したが、新しい Mac -- すでにハブの役割を果たしている -- があまりにパワフルなため、メディアハブは Intel の Viiv を搭載して今年後半にも登場するはずだと考えている。」
Reitzes は、新しいビデオダウンロードサービスや新しい iPod shuffle も間もなく発表されるだろうとしている。
さらに高い iPod 販売量やアクセサリ、ダウンロードなどから得られる積極的な影響力から、UBS は 2007年の会計年度における Apple 株の評価を引き上げるとしている。
2006年に関して、UBS は、年毎の収益伸張が 55% 増の 215 億ドルに達するとの判断から、一株あたりの収益 （earnings-per-share：EPS） を 2.10 ドルから 2.33 ドルへと引き上げた。また 2007年に関しては、同社は Apple は 18% 収益増の 258 億ドルをベースに、一株あたりの収益は 2.80 ドルになると予測している。
同社は引き続き Apple 株を 「Buy」 としている。
