AppleInsider: アナリストはスペシャルイベントでの新しい Mac、プロ向けアプリ、ノーカット版ビデオ登場を予測

Analyst sees new Macs, Pro apps, full-length video at special event
By Katie Marsal
Published: Wednesday, February 22, 2006 09:00 AM EST

American Technology Research のアナリストは、Apple が最近アナウンスし、2 月の最終日に予定されているスペシャルイベントでの製品予測を検分し始めている。

Apple はこの機会を利用して、Intel Mac ポートフォリオを 6 - 9 ヶ月前倒して、新しいコンシューマ向けノートブック (「MacBook」 と呼ばれる可能性あり) や、エントリーレベルの Mac mini を投入してくるかもしれない。そして両モデルとも、リモートコントローラと Front Row ソフトウェアを備えてくるだろう」 と、アナリストの Shaw Wu は水曜日朝早くにクライアントに向けて発表した調査報告書の中で述べている。

Wu は、新しいコンシューマ向けノートブックの強力なセールスポイントは、その独特なデザイン、小さな筐体、そしてワイドスクリーン画面だと考えている。また、価格設定は、1299 - 1499 ドル近辺まで下げてくるのではないかとも予測している。

Wu はまた、Apple が、Aperture、Final Cut Pro、そして Motion といった同社のプロフェッショナル向けアプリケーションも Intel ネイティブになっており、早ければ 3 月にも登場する可能性もあるとしている。「プロフェッショナルなコンシューマにもアピールする良い機会だ」 と Wu は書いている。

予測を締めくくるにあたり Wu は、Apple が 「50% 以上の確率」 で、同社の iTunes Music Store からダウンロードできるノーカット版の長編映画の第一陣を発表してくる可能性もある、としている。また、Apple2 月 28 日のイベント 和訳 開催時までに、10 億曲ダウンロードというマイルストーンを達成しているはずだともしている。

Wu はまた、ワイドスクリーン動画対応 iPod の開発が Apple で進められていることについても知っていることを明かし、同機器はまだ完成の域に達していない、としている。

「現在の動画対応 iPod はまだ 10 月に出たばかりであり、ベストセラーに君臨し続けていること、そして iPod ファミリーの中でも季節変動が最も少ない機種であることを忘れてはいけない」 と Wu は書いている。「動画対応 iPod で改良の余地があるのは、ビデオ再生時のバッテリー駆動時間と、テレビとのより緊密な連携だ。」

Wu はこうした予測をしているにもかかわらず、Apple CEO の Steve Jobs は黒いタートルネックシャツの袖に何か隠し球を持っているはずだとして、「誰も予測しなかったような発表を行う可能性」 もあると指摘している。

「それが何かまでは予測せず、Steve に驚かせてもらおう」 と彼は続けている。

American Technology Research は引き続き、Apple 株を 「Buy」 とし、目標価格を 101 ドルに設定している。