AppleInsider: Apple が QuickTime の脆弱性に対するパッチ、セキュリティおよび AirPort アップデートを発行
Apple patches QuickTime flaw, issues Security and AirPort updates
By AppleInsider Staff
Published: Tuesday, May 1, 2007 04:00 PM EST
Apple は火曜日、Final Cut Studio 2 に対応し、広く報じられている QuickTime for Java の脆弱性を修正した QuickTime 7.1.6 を発表した。 これとは別に、同社は Panther および Tiger を対象にセキュリティアップデートや、AirPort Extreme ワイヤレスソフトウェアへのアップデートも公開している。
QuickTime 7.1.6 は Mac (43.6MB) および Windows (19.1MB) を対象に、QuickTime Player でのタイムコードおよびクローズドキャプション表示をサポートしている。 また、最近のハッキングチャレンジ を受けて幅広く報じられている QuickTime for Java にあるセキュリティ問題にも対処している。
さらに、QuickTime アップデートの Mac 版では、Final Cut Studio 2 への対応も含まれている。 Apple は、すべてのユーザを対象に QuickTime 7.0 へのアップデートを推奨している。
Security Update 2007-004 (Tiger)
QuickTime アップデートと同時に発表されたのは、今年に入って 4 階目となる Mac OS X セキュリティパッチで、Apple の Mac OS X 10.4 Tiger オペレーティングシステムのさまざまなコンポーネントを対象にしている。
同リリースは、PowerPC (9.1MB) または Universal (15.7MB) 版が用意されており、AFP Client や AirPort、CarbonCore、diskdev_cmds、fetchmail、ftpd、gnutar、Help Viewer、HID Family、Installer、Kerberos、Libinfo、Login Window、network_cmds、SMB、System Configuration、URLMount、Video Conference、WebDAV に存在する問題に対処している。
Security Update 2007-004 (Panther)
さらに別に、Apple は、Mac OS X 10.3 Panther オペレーティングシステムを対象にした同様のセキュリティアップデートを公開している (36.7MB)。 同バージョンは、AFP Client、AirPort、diskdev_cmds、fetchmail、ftpd、Help Viewer、Kerberos、Libinfo、Login Window、network_cmds、SMB、System Configuration、URLMount、Video Conference、WebDAV、WebFoundation にある脆弱性に対処している。
AirPort Extreme Update 2007-003
Apple が火曜日に発表したソフトウェアの締めくくりは、同社 3 回目の AirPort Extreme ワイヤレスソフトウェアへのアップデートだ。
AirPort Extreme Update 2007-003 (3MB) は、すべての Intel ベースの Macintosh コンピュータを対象にしており、WPA や WPA2 セキュリティを利用して設定されているサードパーティアクセスポイントとの互換性アプデートも含まれている。
