AppleInsider: Apple が 25 分にわたる iPhone ガイドツアーを提供
Apple offers 25-minute iPhone guided tour
Published: Friday, June 22, 2007 01:00 PM EST
Apple は金曜日、同社の Web サイトに iPhone の購入者を対象とした 25 分にわたるデバイスのガイドツアーを投稿した。 ここに、ステップごとのデモンストレーションから明らかになった興味深い点をまとめてみた。
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この ガイドツアー は、Apple の iPhone サイト でみることができ、金曜日にはさらに洗練の度合いが増していた。
興味深い点:
- iPhone は、マイクロフォンと通話の開始や終了を簡単にできるように統合されたボタンのついたステレオヘッドセットともに出荷される。 このヘッドセットは、オーディオおよびビデオの再生コントロールにも利用できる。
- 音楽の再生中に電話がかかってきた場合、iPhone はボリュームがフェードアウトして音楽を一旦停止する。 ヘッドセットのボタンをシングルクリックすると電話に出ることができる。 2 回目のクリックで通話を終了でき、先に一旦停止した箇所から音楽をフェードインさせる。
- iPhone は Sleep/Wake ボタンを押すとロックできる。 iPhone はロックされても、電話に出たり、音楽を再生したり、ボリュームを調整したりできる。 ただし、誤ってスクリーンにさわったとしても何も起こらない。
- iPhone の電源を完全に切るには、Sleep/Wake ボタンを数秒間にわたって押し続ける。 そして、画面上のスライダーをドラッグして確定する。
- ユーザは、お気に入りの電話番号などの iPhone の一覧を、ドラッグ・アンド・ドロップで並び替えることができる。
- iPhone のビジュアル・ボイスメールでは、画面上のプログレス・スライダーを使ってリアルタイムで録音をスクロールできる。
- 通話中に別の通話が入った場合、iPhone の画面ソフトウェアでその通話を無視するか、はじめの通話をホールドして新しい通話に切り替えるかを選択できる。 画面の「swap」オプションは、2 件の通話を簡単に切り替えられる。 同様に、「merge calls」オプションでは、2 件の通話を一件のカンファレンスコールへと統合できる。
- iPod モードである曲を聴いているとき、iPhone は、同じアルバムの再生可能な全トラックを表示する画面上のボタンを表示する。
- iPhone は、デバイスが iPod モードで水平方向表示なった場合、自動的に CoverFlow モードへと切り替わる。
- ムービーは水平方向表示で再生される。
- iPod モードのソフトウェア・インターフェースで下部に表示されるホットボタンは、Mac OS X Finder のツールバーのようにカスタム設定が可能だ。
- iPhone で撮影した写真は、壁紙として利用したり、電子メールに添付したり、iPhone のアドレス帳にあるコンタクト情報に割り当てることができる。
- Mail にはPDF や JPEG、Microsoft Word、Microsoft Excel ファイルを表示するための組み込みリーダーが搭載されている。 さらに、Mac OS X Tiger に含まれている現行バージョンの Mail と同様のアクションサウンドが利用できる。
- 電子メールにある電話番号をタップすると、自動的にその番号に電話をかけることができる。
- "Maps" は AT&T のワイヤレスネットワークを利用して現在地を特定しているようには見え ない*1。
- Maps には「Traffic」ボタンがあり、その時点の交通情報をアップデートできるようになっている。 地図上の緑色のラインは空いている道路、黄色や赤色のラインは前方に障害があることを示す。
- 航空機内で安全に利用できるように、iPhone のネットワークを無効にできる。
- iPhone はさまざまな呼び出し音が前もってインストールされている。