AppleInsider: Apple iPhone update 1.1.1 ではより大きなボリューム、iTunes を追加

Apple iPhone update 1.1.1 offers louder volume, adds iTunes

By AppleInsider Staff

Published: Thursday, September 27, 2007 02:00 PM EST


Apple Inc. は木曜日、iPhone ソフオトェアアップデート version 1.1.1 をリリースした。同アップデートでは、Wi-Fi iTunes Music Store、ハンドセットのスピーカー音量を大きくできる能力、テレビ出力、その他複数の機能が追加される。

iPhone オーナーがこの 152MB アップデートをダウンロードするには、手持ちの iPhone を Mac あるいは PC に接続して、iTunes にある「アップデートをチェック」というオプションをクリックする必要がある。


もうひとつ警告：

「iPhone のソフトウェアに変更を加えていると、同ソフトウェアアップデートを適用した場合、iPhone が永久的に使用不能になる可能性がある」と Apple はソフトウェアダウンロードに添付されたリリースノートで再び警告している。 「iPhone のソフトウェアに対して認可されていない変更を加えることは、iPhone ソフトウェアライセンス合意に違反しており、非公認のソフトウェア変更を加えたことによって iPhone が使用不能になったとしても iPhone の保証対象外となる。

iPhone ソフトウェアの version 1.1.1 には、新機能、バグ修正が含まれ、 過去すべてのバージョンを上書きする、と同社は付け加えている。


含まれている新機能：


  • iTunes Wi-Fi Music Store
  • より大きくなったスピーカーフォンおよびレシーバー音量
  • ホームボタンをダブルクリックすると、電話のお気に入りあるいは音楽コントロールへとアクセスできる。
  • スペースバーをダブルタップすると、インテリジェントにピリオドとスペースを挿入できる。
  • Mail 添付ファイルが水平方向でも垂直方向でも閲覧できる。
  • Stocks と Stocks にある都市、Weather が並び替え可能に。
  • Apple Bluetooth Headset バッテリーステータスが Status Bar に。
  • テレビ出力のサポート。
  • 国際ローミング中に EDGE/GPRS 機能を無効にする設定項目。
  • ロックタイムインターバルのための New Passcode
  • 調節可能なアラーとボリューム


    セキュリティアップデート

    明記されていないバグ修正や文書で紹介されている新機能に加えて、Apple は個別に 10 件のセキュリティ変更を加えたセキュリティアップデートを加えてきている。 同社のサポートサイトに掲載されたセキュリティ関連の変更をめぐる 詳細リスト によると、7 件が Safari の iPhone モバイルバージョンを対象に、2 件が Mail クライアント、そして 1 件が同デバイスの Bluetooth 実装を対象にしている。

    Apple はまた同社の iPhone ウェブサイトを更新して、Wi-Fi iTunes Music Store、呼び出し音などの新機能を紹介する ビデオ を掲載している。


    アップデートはサードパーティ製アプリケーションには非友好的

    手持ちの iPhone にサードパーティ製「ハック」やアプリケーションをインストールした -- ただし AT&T ネットワークからのデバイスのロック解除はしていない -- AppleInsider フォーラムの読者から、今回のソフトウェアアップデートで同社が意図したオリジナルの情報に戻されてしまうという、声が寄せられている。


    アップデートで Notes、Favorites が削除される可能性

    加えて、少なくとも一人のユーザが、アップデート適用後に Notes や Favorite がすべて削除されるという経験をしている。


    更新：


    AppleInsider リーダーが 1.1.1 で iPhone に追加されたクールな機能を紹介する予定だ。 アップデートでは MP3 オーディオファイルやメールの添付ファイルを再生する機能があるようだ。 試してみたが、確かに動く。