AppleInsider: ARM 搭載 Apple タブレットの呼び名は「iPhone on steroids」

原文: ARM-powered Apple tablet called 'iPhone on steroids'

By Slash Lane
Published: Wednesday, January 13, 2010 11:35 AM EST
Apple が披露するタブレットは、今月にも発表されると予測されるなか、同デバイスについての手がかりが引き続き表に出てきつつある。そうしたなか、デバイスを「iPhone on steroids」として言い表した新たな記事が報じられた。
Boy Genius ReportApple 内部の近しい人物の話として水曜日、Apple の 10 インチタッチスクリーンデバイスに関する新たな詳細と仕様とされる 記事を掲載した。 その消息筋によると、同デバイスは K48AP との内部も出るナンバーを持ち、「驚くほど高速な」ARM ベースのプロセッサーを搭載しているという。
どのような種類の ARM チップなのかは不明なままだが、多くがレファレンスデザインである Cortex-A9 が新ハードウェアへの候補なのではないか、と推測している。 しかし、あるアナリストは最近、同デバイスはおよそ 1GHz ほどのスピードをもった Cortex-A8 ベースのチップ[和訳] を搭載すると述べた。
水曜日の記事に登場した消息筋はまた、同タブレットは「制御できない(out of control)」マルチタッチジェスチャーを持ち、iPhone カーネル上で実行されるとしている。 ここ最近 iPhone OS へのアップデートがなかったが、その内報者によると、新しいビルドにはあまりに多くのタブレット関連レファレンスがあるために、「Apple は当然のことながらリークしたくない」からだ、とのこと。
Boy Genius Report は、AT&T からの情報に結びついた iPhone 関連の発表に関連してはかなりの実績を誇っているが、Apple をめぐる予測は外れることが多い。 同サイトは昨年、iTunes 9 には Blu-ray サポートが追加される とか、Appleソーシャルメディア統合アプリケーション(social media consolidation application) を生み出す、といった誤った報道をした。そのどちらもが「信頼できる」情報源からの引用とされていた。
水曜日に新たに報じられた詳細は、今月初めに報じられた、iPhone 4.0 beta SDK[和訳] には開発者が簡単に複数の画面解像度に対応できるようにした「シミュレータ」が含まれている、との報道によって信憑性が増している。 一部の開発者らは、今月下旬のデモに向けて、iPhone アプリケーションを フルスクリーンでデモ できるように準備してほしい、との依頼を受けているとされている。
複数の報道から、Apple はサンフランシスコの Yerba Buena Center for the Arts にて 1 月 27 日に イベントを計画しており[和訳]、 同社のタブレットバイスを発表するものと見られている。 AppleInsider は昨年 7 月、同デバイス 2010 年初頭のデビュー となり、同ハードウェアは大型の iPhone あるいは iPod touch に似たものになる、と他に先駆けて報じた。