AppleInsider: Intel は Yonah ノート PC 向けチップのパワーに自信

Intel Corp. は火曜日、ノート PC 向けの次世代プラットフォームの電力消費量は 25% 少ないものの、パフォーマンス面では大きな進化を遂げており、急速に拡大する市場でも首位を守り通せると語った、とReuters が報じている。

Intel の Centrino テクノロジをオーバーホールし、「Napa」というコードネームが付けられているチップが、コンピュータ市場全体よりも急速な成長を続けるノート PC の販売を押し上げるべく登場する。

Napa の中心には、デュアルコアを誇る初のノート PC 向けチップとして早ければ 1月に投入される Intel の新しい Yonah マイクロプロセッサが鎮座している。Napa には、人の髪の毛の 100分の 1以上も細い回路で構成される最新のテクノロジが含まれているとも伝えられている。

Napa プラットフォームおよび Yonah プロセッサは、先代と比較して、電力消費面では 28% 減少している一方、パフォーマンスは 68% も向上している、と Intel のモバイルプラットフォーム向けマーケティングチーフである Keith Kressin は報道陣に対して語った。

「ツインコアになっていることで、ユーザは複数のタスクを同時にこなせる」と Reuters は伝えている。「例えば、ひとつのコアがスプレッドシートを更新しながら、もう一方のコアでは重たい画像を用いたプレゼンテーションを、速度を落とすことなく表示できる。」

Yonah はまた、5 時間という大台を超えてバッテリーを持続させ、ワイヤレス大域幅を向上させ、さらにノート PC のサイズを 30% 小さくすることにも役立っている、と eWeek は伝えている。

複数の消息筋はこれまで、Apple は Intel の新しいデュアルコアチップをベースにしたシステムを初めて投入するコンピュータメーカーのうちの一社【和訳】で、1月の第二週に初の Intel Mac ノート PC 【和訳】としてデビューを飾る可能性が非常に高いとしてきた。