AppleInsider: PJ が Apple 株の目標価格を 103 ドルへと引き上げ、株式分割が間近と予測

PJ ups Apple target to $103, expects split soon
By Prince McLean
Published: Friday, January 13, 2006 10:00 AM EST

今週 Macworld での発表と、今後 2 年間にわたる Mac および iPod 両製品が市場シェアを伸ばすという予測から、投資調査会社 PiperJaffray は本日、Apple Computer 株の目標株価を 80 ドルから 103 ドルへと引き上げた。

Apple は新たな 「インターネットバブル株」 だとの声が高まりつつあるものの、Gene Munster の見解は異なる。「こうした見方はフェアではない」 と Munster は金曜日午前に顧客宛にリリースされた調査報告書のなかで述べている。

2006年は iPod 市場シェアや、さらに重要な Mac の市場シェア伸張の年と位置づけており、これによって収益を大幅に押し上げる見込みだ、と Munster は考えている。

Apple は、新しい iPodIntel ベースの Mac 製品の投入に加え、年末までに新しい製品分野への製品投入を目指しており、携帯電話や消費者向け電子エンターテイメント機器などが披露される可能性がある、と Munster は予測している。

Munster は来年にも目を向け、Apple はデジタル消費家電など、成長著しい市場分野への関与を続けていくため、同社関連の話題は 2007年まで勢いが衰えないだろうとしている。

Apple の現時点での業績から判断すると、2007年になってもこれらの市場でライバルが出てくるとは思えない」 と Munster は語っている。「もう少し踏み込むと、現在のようなペースで新機軸が投入された場合、Apple は今後複数年にわたって競争を勝ち抜いていく可能性がある。」

Apple のビジネスにとって必ずしも起爆剤とはならないかもしれないが、再度株式分割を行えば Apple の市場シェアにも好影響を及ぼすはずだ、と PiperJaffray は語っている。また同社は、Apple 株が前回分割されたのは 80 ドルに達した時点だと指摘し、1 -> 2 への分割が間もなく Apple から発表されるのではないかとしている。

PiperJaffray は引き続き Apple 株の評価を 「Outperform」 としている。