AppleInsider: Apple が iTunes "MiniStore" のプライバシー問題に対応

Apple addresses iTunes "MiniStore" privacy concerns
By AppleInsider Staff
Published: Wednesday, January 18, 2006 12:00 PM EST

Apple は水曜日、新しい iTunes 「MiniStore」 機能がスパイウェアの挙動に酷似しているというクレームを受けて、サーバ側の設定変更でこの機能を無効にした。

iTunes 6.0.2 を再起動すると、「MiniStore」 機能を有効にするか選択できるように ダイアログを表示するようになった、と MacNN が報じている。この 「MiniStore」 機能は、ユーザが iTunes で聴く曲情報を Apple に通信するものだ。

Apple は 1月 10日に iTunes 6.0.2 をリリースした和訳】。しかしその 2日後、詮索好きな Mac ユーザによって、同ソフトウェアがプレイリスト情報を、インターネット経由で Appleユタ州オレムにある会社へ秘密裏に送信していることが明らかにされた。

現在 MiniStore は、インターネットに始めて接続する際に情報枠を表示して、どのようなデータが送信されるのか、どのように表示を切り替えられるのかを説明するようになっている。また説明文のなかでは、MiniStore が無効にされれば、データは一切送信されないと確約している。このアップデートは Apple のサーバ側で行われ、ユーザがインストールしたソフトウェアには一切影響ない。

iTunes の最新版では、インターフェースに次のように表示される:「iTunes MiniStore をご利用になると、ご自分の iTunes ライブラリにいながら、新しい音楽やビデオを見つけてお楽しみいただけます。ライブラリにある項目を選択すると、その項目に関連する情報がアップルに送信され、それに関連のある曲やビデオが MiniStore によって表示されます。アップルでは、お客様のミュージックライブラリに関する情報を一切保存いたしません。」*1

Apple MiniStore に関する注意書き

*1:iTunes 6.0.2 日本語版より