AppleInsider: Apple が NAMM で Logic 7.2 の Intel ネイティブ版を披露

Apple shows Intel-native Logic 7.2 at NAMM
By AppleInsider Staff
Published: Friday, January 20, 2006 10:00 AM EST

Apple Computer は、今週カリフォルニア州アナハイムで開催された National Association of Music Merchants (NAMM) での展示で、Intel Mac でネイティブに動作するよう設計された同社の Logic 音楽製作・プロダクションソフトウェアを披露していたようだ。

同社はまた、同アプリケーションの開発スケジュールを前倒しして、来月にも Logic Pro 7.2 としてリリースするかもしれないと伝えられている。

Macworld が伝える 報告 によると、Logic のパフォーマンスは PowerPC ベースのマシーン上よりも新しい Intel Mac 上での方がはるかに速いようだとのこと。

「その速度は驚くべきもので、私の高い要求にも応えてくれている」 と Apple の上級幹部兼オーディオアプリケーション開発リーダーである Gerhard Lengeling 博士は語っている。

同社は、Logic のデモを発売前の MacBook Pro ラップトップ上で行っていた。あるデモでは、Apple の Bob Hunt が、サムネイル、音楽、そして 12 種類以上の高機能エフェクトを用いたビデオを操作していたとも伝えられている。

「こうした一連のデモでは PowerBook は一度も用いられなかった」 と Intel ベースの MacBook ProPowerBook とを比較して Hunt は語っている。

Logic の進化は Intel ネイティブになったという点だけはない、と Macworld は伝えている。Logic Pro 7.2 はまた、新しい Apogee Ensemble インターフェース;Digidesign Pro Tools HD 7 DAE サポート;Serato Pitch 'n Time サポート;Improved Rewire サポート;Enhanced Control Surfaces サポート;さらにマルチチャンネル Audio Unit 機器用 32 チャンネルサポートといった機能も統合されているとのこと。

同アプリケーションはまた、圧縮ファイル再生;Ducking プラグイン;音声拡張プラグインGarageBand に収められているのと同じ効果音などが用いられており、GarageBand 3 とも互換性を備えているという。

Logic 7.1 のユーザは、Apple が 2月に提供を予定している 49 ドルのクロスアップグレードパッケージで Intel 用 Logic 7.2 へとアップグレードできるようになる見込みだ。