AppleInsider: アナリストは Apple の四半期業績は好調と判断

Analyst believes Apple's quarter will turn out just fine

Analyst believes Apple's quarter will turn out just fine
By AppleInsider Staff
Published: Friday, February 24, 2006 01:05 PM EST

Apple 専門販売店での指標や今週発表された iPod の出荷台数データの分析から、調査投資会社の PiperJaffray は Apple が予測をやや上回る線で 3 月期に向かっていると判断しているようだ。

「具体的には、Apple 専門販売店を対象にわれわれが先週行った調査から、Intel ベースの Mac 登場を前にした買い控えによる Mac 販売量に特に目立った落ち込みはなく、また Mac 以外にも、iPod の販売量は 12 月期よりも遥かに良いことが明らかになった。ただ、iPod の需要は 12 月 5 日から 3 月 6 日にかけて、『顕著な』 ではなく、きわめて 『わずかながら』 減少している」 とアナリストである Gene Munster は顧客を対象に金曜日リリースされた調査報告書に書いている。

さらに Munster は、NPD による iPod 出荷台数データの予備分析から、Apple は PiperJaffray の出荷台数予測とほぼ一致しているか、あるいはやや上回っているようだとの確信を持つに至ったようだ。「ただし、われわれの分析は Apple の 3 月期のうちのわずか一ヶ月分 (1 月分) のデータをもとにしているのみであることに注意すべきだろう」 と Munster は注意を促している。この分析に基づいて Munster は、今四半期における iPod 出荷台数を 930 万台との予備予測を出している。「NPD による iPod 出荷データの分析から、過去の 3 月期の各月からの NPD データでの出荷台数のパーセンテージを分析することから開始した」 と Munster は説明している。

PiperJaffray は将来に目を向けて、Apple はデジタル消費家電という急速な成長を続ける市場セグメントに関与し続けることで、同社を巡る話題は引き続き 2007 年まで勢いを保っていくだろうとしている。

「現在の Apple の成長曲線からすると、2007 年にライバルが現れる確率は低い」 と同社は語っている。「やや強気に見えるかもしれないが、Apple は、現在の革新が続いた場合、複数年にわたって競争を勝ち抜く可能性がある。」

PiperJaffray は引き続き、Apple 株を 「Outperform」 とし、目標価格を 103 ドルとしている。