AppleInsider: 磁力をめぐる熱狂が Intel iBook にも

Magnet madness to hit Intel iBook line
By Kasper Jade and Prince McLean
Published: Friday, February 24, 2006 08:15 PM EST

Apple だけが、磁力という古く平凡な現象を取り上げ、深遠なものに見せてしまうことができる。

カリフォルニア州クパチーノを拠点にする Mac メーカーは過去半年間にわたって、磁力を使った革新技術を、同社コンピュータシステムに徐々に付け加えてきた。

昨年 10 月 Apple は、iMac G5 を投入した。Apple 赤外線リモートコントローラを同梱し 和訳、最大 30 フィート離れた位置からでも音楽や動画、写真をコントロールできる。同社は、リモートコントローラを手際よく (そして磁石を使って) コンピュータ側面にしまっておくことができる。単純で贅沢な方法で、同社の新型 iMac Core Duo にも採用されたデザインだ。

Apple は数ヶ月後の 1 月、同社初の Intel ベースノートブック、15 インチ MacBook Pro 和訳 もまた、MagSafe と呼ばれる新しい磁力テクノロジーを採用している。MagSafe 電源コネクタは、MacBook Pro を電源コードとを磁石でつないで、ノートブックのバッテリーをより簡単に、そしてより安全に充電できる。

新しい電源コネクタは、電源コードに力がかかった際に MacBook Pro から安全に外れるようになっている。これで、意図せず電源コードが引っ張られた際に、ノートブックが作業面から落ちないようにしている。

報告が正確なものなら --- 正確だと見られているが -- Apple が予定している Intel ベース iBook コンシューマ向けノートブック 和訳 でも、この磁石テクノロジーをさらに別の方法で採用する見込みだ。

MacBook Pro の MagSafe 電源コネクタに加えて、同ノートブックにはまた、磁石を使ったラッチ機構を採用するにあたって、従来のラッチ機構を廃止する予定だ、と Intel iBook デザイン要素に詳しい人々は AppleInsider に対して語っている。ノートブックが閉じられたときに小さな金属製ラッチを引っ掛けるために磁石を使うのではなく、新しい iBook ではより強力な磁石システムを使用し、動くラッチを用いることなくディスプレイコンポーネントを本体に密着させる予定だといわれている。

この Intel ベースの iBook は、MacBook といった新しい製品名でデビューすると見られており、最近 2 年間に Apple でデザイン研究所から発表された Macintosh のなかで最も大きな再設計が行われていると噂されている。

同ノートブックは、MacBook Pro を小型化した感じで、13 インチの高解像度ディスプレイを備えるものの、iBook ホワイトに包まれているとされている。AppleiMac Core Duo および MacBook Pro のように、新しい iBook はまた内蔵の iSight ビデオカメラ、Apple Remote そして Front Row メディアソフトウェアも含まれるとされている。

来る iBook ラインのプロセッサ仕様はいまだに不明なものの、1.67GHz Intel 1.67GHz Core プロセッサの Solo または Duo を一台を採用してくるのではないかと推測されている。

極東の消息筋によると、Intel iBook は初春にも製造ラインに乗せられるスケジュールされているようだ。しかし、来週の Apple がクパチーノで開催する メディアイベント 和訳 で、Intel ベースの Mac mini 和訳 や長い間噂されてきた iPod Boombox 和訳 オーディオシステムとともに発表されるという可能性もわずかながらある。