AppleInsider: Jobs がインドの施設立ち上げに向けて珍しく出張?

Jobs plans rare trip to India to launch new facility?
By AppleInsider Staff
Published: Tuesday, March 14, 2006 10:45 AM EST

Apple Computer の CEO Steve Jobs が、同社がインドのバンガロールに新しく建設している R&D センター立ち上げを監督するために、珍しく自らが足を運ぶかもしれない。

CIOL IT Unlimited に掲載された記事によると、Jobs は 4 月の第 1 週にも現地バンガロール訪れる可能性 があるという。

この出張は Jobs の数少ない例のひとつになりそうだ。彼は普段旅行計画には慎重なタイプだからだ、と記事には消息筋の声が紹介されている。Jobs が公式的な立場で訪れたことがあるアジア圏の国は日本のみだ、とこれら消息筋は語っている。

しかし、Jobs は実際にはインドに対して特別な親近感を持ってきた。彼は 1070 年代に 「ヒッピーの魂の旅人*1」 として 4 年を費やしてインド各地の聖地を旅している、と同記事は指摘している。

Jobs は、インドを世界でもっとも伸張著しい国のひとつとして賞賛しているとも言われているが、同国での Apple 製品のシェアはわずか 4% 程度だ。

バンガロールの施設は、今月インドの報道機関によって暴露されたもので、今年末までに 1,500 人、2007 年末までには 3,000 人もの従業員を雇用する計画だとされている。

消息筋は先に India Times に対して、同施設はマラハシャハリ近くの幹線道路沿いに EcoSpace として用地を保有する by property developer RMZ CorpApple のために建設するものだ、と語っている。

RMZ は、15 万平方フィートの施設を建設中とのことで、現在は開発の第一段階にあり、第二段階にはさらに 15 平方フィートが加わるという。

バンガロールに施設を建設するという Apple の決定は、インドの 7 都市で行われた綿密な調査の結果を受けてのものだとされる。同施設は、Dell がインドに建設した施設と同じような位置づけになるとみられている。

*1:spiritual tourist