AppleInsider: Apple は iPod の最高機種に変更の余地を確保

Apple reserves room for changes atop iPod line
By Prince McLean and Katie Marsal
Published: Friday, March 17, 2006 03:00 PM EST

Apple は明示的には何も口にしていないが、iPod 製品ラインの最高機種に今春にも変更を行えるような処置を講じた。

Apple は最近、販売パートナーや大型量販店の一部に対して、第五世代 iPod の 60GB モデルを 「危険状態」 リストへと分類したと通知を出した。30GB iPod はこのリストに含まれていない。

消息筋によると、Apple がある製品を 「危険状態」 へと分類するということは、いろいろな意味がある場合もあるし、特別な意味は全くない場合もあるという。新しい製品に置き換わるかもしれないことを知らせる場合もあるし、製品の値下げや販売中止を意味することもあるという。そのため、再販業者はこうした製品の在庫状況に目を光らせることになる。

複数のアナリスト -- そしてテクニカルセクター全般 -- の間では、Apple が近い将来 より大きな画面を備えた 和訳 動画対応 iPod を投入してくるのではないかと囁かれている。また同社の戦略に詳しい人々によると、もっとも高い価格帯の製品をこうした種別に区分してもほとんどリスクはないとも語っている。というのも、こうした製品の適正価格がどの程度なのかは消費者には分からないため、ハイエンドの価格帯をひとつだけ調整してみることで、売れ行きが極めて良好な iPod 製品ラインを混乱させることなく、市場での需要実態を評価できるからだ、とこうした人々は語っている。

しかし、Apple が現行の第五世代 iPod から、より大きな画面やさらに充実した動画機能を備えたモデルへと移行するのか、また移行するとしてもそれがいつのことなのかは不明なままだ。消息筋からは、Apple は現行モデルよりも大きな画面を備える iPod デザインを複数用意しており、ワイヤレス機能を備えた iPod 和訳 にも非常に強気な姿勢を見せている、ということしか伝えられていない。

60GB iPod は、約 1 ヶ月前に 60 日間の危険状態に分類された。