AppleInsider: Apple 取締役らの再任を求める株主総会の開催日が決定

Board up for re-election at Apple shareholders meeting
By AppleInsider Staff
Published: Friday, March 17, 2006 11:00 AM EST

Apple Computer の取締役会 7 名全員が再選される予定の株主総会が、来月末に開催されることが決まった。同社の株主総会は、よく議論が紛糾することでも知られる。

Apple は最近米証券取引委員会に提出した書類の中で、年次総会を太平洋時間 2006 年 4 月 27 日木曜日に、カリフォルニア州クパチーノBuilding 4 にある Town Hall Auditorium -- 同社が最近 メディアイベント 和訳 を開催したのと同じ場所 -- で開催すると表明している。

議題の一部として Apple は、今営業年度に向けての独立監査役として KPMG LLP を指名する予定だ。また、現在 7 名の取締役の再選投票も実施する予定だ。現在の取締役には、Fred Anderson, William Campbell, Millard Drexler, Albert Gore, Steve Jobs, Arthur Levinson an Jerome York が名を連ねている。

この 7 名の取締役のうち、Campbell, Jobs そして York がもっとも長く任期を務めており、それぞれ 1997 年以来役職を務めている。

年次総会は、Apple が開催するその他の集会に比べれば平凡なものと受け止められがちだが、最近ではやや賑やかなものになりつつある。

昨年の総会では、不満を持つ環境保護派のグループが、Apple のリサイクル方針を不十分だとして騒ぎ立て、不必要なコンピュータや iPod を処分する費用を求めて Jobs と会社に対して懲罰動議を出した

その前の 2004 年の株主総会では、Apple が直営店展開で事業を追い込んだとする再販業者らが、Apple のキャンパス内で 抗議デモを行い、 旗を振り回し、過ぎ行く車からクラクションを鳴らされた。

2 月 28 日の時点で、Apple の発行済み普通株は 851,679,185 株となっている。総会で取り上げられる議題すべてに対して、1 株に 1 票の投票権がついている。