AppleInsider: Apple が Apple Remote Desktop 3 開発の最終段階に

Apple wraps up development of Apple Remote Desktop 3
By Kasper Jade
Published: Wednesday, April 5, 2006 04:00 PM EST

Apple Computer の次世代リモートデスクトップ管理ソフトウェア、Apple Remote Desktop 3.0 が完了したことを AppleInsider は突き止めた。

今回のメジャーアップデートは、昨年から報じられていたもので、自動インストール機能、ネットワークのコピー・アンド・ペースト*1、リモートでの Spotlight 検索機能といった、12 種類ほどの新機能が備えられているとみられている。

ADR 3.0 の機能セットにはこれまでほとんど変更がなく、信頼できる消息筋も、少なくともひとつだけは新しい仕掛けが登場するのではないかと伝えてきている。それは Dashboard ウィジェットだ。

ウィジェットを利用して、管理者は一覧からクライアントマシーンを選択し、Dashboard 環境で監視できるようになるという。

ARD 3.0 で登場が見込まれるそのほかの機能には、プライバシー保護機能または 「カーテンモード」 と呼ばれるものや、改善されたファイルコピー機能、そしてユーザおよびアプリケーション使用状況の詳細報告機能が挙げられる。

Apple はソフトウェアをすぐにでもリリースできる、と消息筋は仄めかしている。別の選択肢として、Apple は同製品の投入を次世代オペレーティングシステム -- Mac OS X 10.5 Leopard -- の披露まで控える可能性もある。これは Apple Remote Desktop 2.2Mac OS X 10.4 Tiger の投入の際に用いた手法だ。

*1:network copy and paste