AppleInsider: Intel が次世代チップの開発を加速

Intel hurries next-generation chips
By Prince McLean
Published: Friday, April 28, 2006 04:00 PM EST

Intel CEO の Paul Otellini は今週開催された Intel Corp's Spring Analyst Meeting で講演し、新しいマイクロアーキテクチャの投入を表明した。同アーキテクチャには、ノートブック、デスクトップそしてサーバ用のチップが含まれ、6 月から投入されるという。

Intel は新しい Core マイクロアーキテクチャラインを導入する予定で、6 月のサーバ向け Woodcrest チップ投入を皮切りに、7 月にはデスクトップ向けに Conroe チップを、8 月にはノートブック向けに Merom を投入する、と Otellini が表明したと IDG News伝えている

Intel は今年の第 3 四半期までに、90nm よりも 65nm の結晶構造を持つチップを多く製造する予定だ、と Otellini は述べた。そして 2007 年までに、同社は Penryn と呼ばれる Core チップファミリの 45nm 版を製造する予定であることも表明した。

同記事は続けて、Intel は 2008 までに Nehalem と呼ばれるチップのマクロアーキテクチャをアップグレードするともし、2009 年までに -- Nehalem チップラインを縮小した Nehalem-C と呼ばれる -- 32nm デザインへと移行する、とも伝えている。

2010 年には、Gesher と呼ばれるチップラインに向けて、さらにマイクロアーキテクチャを更新する予定だともされている。

ある幹部は、Intel の新しい Core ベースチップの全 3 ラインを多用するのは Apple になるとの予測をしている。

Apple は、Intel が Pentium D960 よりも 40% 高速だとしている Conroe を選択し、今年後半にも Intel ベースの PowerMac に使用するとされている。