AppleInsider: 新しくなった Apple iSight、Extreme ベースステーションが間もなく登場
Revised Apple iSights, Extreme base stations due soon
By Slash Lane
Published: Thursday, September 28, 2006 09:00 AM EST
Apple Computer はこの数週間のうちに、AirPort Extreme ベースステーションおよび iSight ビデオカメラ製品群を、環境基準に適合するようにアップデートして発表する見込みだ。これらの製品は、過去 3 ヶ月間海外での販売停止を余儀なくされている。
カリフォルニア州クパチーノに拠点をおく Apple は、今年の初夏よりヨーロッパでの両製品の 販売停止を余儀なくされてきた。両製品が 2003 年に EU が採用した RoHS 指令を満たしていないことが原因だった。
同指令は 7 月 1 日より発効し、鉛や水銀、カドミウム、六価クロム、臭素系難燃剤といった有害物質を含む電気製品の販売を禁じている。
Apple は 6 月 23 日にヨーロッパでの両製品の新規注文を取りやめたものの、その後数週間にわたって合衆国およびその他の地域で既存の在庫を販売し続けていた。しかし、AirPort Extreme ベースステーションの供給は長く途絶えていたとともに、新モデルの登場に先立って iSight の在庫も最近になって引き上げ始めていた。
「Apple は同社の直営店に対して、すべての iSight を販売フロアから撤去し、同社へと返送するように指示した」 とこの件に詳しい人物が今週 AppleInsider に明らかにした。
Apple のオンラインストアによると、同社は iSight の出荷を 「10 月」 に再開するとしていた。また、AirPort Extreme ベースステーションについては 「3 〜 5 週間」 のうちに発送されるとしている。
Apple の一体型コンピュータ eMac および iPod shuffle External Battery Pack も今年初夏に RoHS 指令の対象となり、ヨーロッパでの販売を取りやめている。その 1 週間もしないうちに、Apple の製品ラインにある eMac のスロットが 17 インチの一体型 iMac の $899 バージョン へと置き換わった。
iPod shuffle External Battery Pack のリビジョンが発表されるかどうかは不明だ。