AppleInsider Report: AMD ベースの Apple ノートブックの開発が進行中

By AppleInsider Staff
Published: Thursday, November 16, 2006 11:00 AM EST

常に興味深い記事を報道する DigiTimes は木曜日、Apple Computer がチップメーカーの AMD とチームを組み、Intel ではなく AMD のチップを搭載した新しいノートブックの開発を進めていると報じている。

同記事では台湾ベースの受動部品業界内の消息筋の声として、大容量積層セラミックコンデンサ注文が極端に増加 しており、これは AMD ベースの Apple ノートブックへと繋がっているのではないかとしている。

「この新しいノートブックには、およそ 70 個の 22µF MLCC が必要となり、日本に拠点を置く村田製作所太陽誘電、そして TDK が主要な供給元となっている」 と DigiTimes の消息筋は語っているとされる。

同記事ではこの消息筋の声を裏付けるものとして、Apple はやがて AMD の顧客の一社として 名を連ねる ことになるだろうとした AMD CEO Hector Ruiz の 9 月の声明を紹介している。さらに、AMDATI最近合併 したことで 「憶測が現実味を帯びてきた」 としている。というのも、ATIApple の長年のパートナであるからだ。

しかし DigiTimes は、自らの推測に次のような但し書きを加えている。「マザーボードメーカーの一部は、現在の IntelAMD に対して築いているパフォーマンスの優位性 -- 特に AMD の現行 CPU ラインアップに対する Core 2 Duo のそれ -- を考慮すると、AMDApple とのいかなるパートナーシップにも懐疑的だ。」

AMD はまた力不足でもあると考えられている」 と前出のマザーボードメーカーは語ったとされている。


DigiTimes は続けて、台湾のサーバーメーカーの消息筋の声として、Apple は代替として AMDx86 ソケットチップを同社の Xserve ラインに搭載する可能性もあると伝えている。

AMD のサーバーセグメントにおける市場シェアが 20% に達しようという事実を考慮すると、両社のパートナーシップは理に適ったもののようにみえる」 と記事にはある。


編集者注: DigiTimes は、Apple の製品方向やテクノロジーの将来像予測においてさほど正確ではないことにご注意されたい。