AppleInsider: Apple が MacBook のバッテリに問題発見、解決策を発表

Apple は金曜日、同社の MacBook および MacBook Pro で採用されているバッテリの一部で、パフォーマンス問題が起こる可能性があるとし、問題を改善するソフトウェアアップデートを提供している。

244KB のバッテリアップデータは、起動時や、スリープからの復帰時、あるいはバッテリ装着時にバッテリにアップデートが必要かをチェックする。

「この時に AC 電源が供給されない場合、AC 電源が供給されるまで待ち、それからバッテリにアップデートが必要かどうかをチェックします」と Apple はしている。「バッテリにアップデートが必要な場合は、自動的にアップデートします。インストールが確認されるまで 30 秒お待ちください。」

同アップデートは実質的に、同社が製造したすべての MacBook システムをサポートしている。具体的には：MacBook、MacBook (Late 2006)、MacBook Pro (15-inch)、MacBook Pro (15-inch Glossy)、MacBook Pro (15-inch Core 2 Duo)、MacBook Pro (17-inch) そして MacBook Pro (17-inch Core 2 Duo)。

Apple は、バッテリアップデータをインストールしておけば、MacBook や MacBook Pro に装着したバッテリはすべて自動的にアップデートされるとしている。

もし、バッテリアップデータのインストール後に、こちらに掲載されているリストにあるような症状が確認された場合は、近くの Apple 直営店にバッテリを持ち込む予約をするか、Apple の認定サービスプロバイダ (AASP) あるいは近くの Apple サポート連絡センターに連絡するように求めている。

Apple あるいは AASP がバッテリの交換が必要だと判断した場合は、たとえ MacBook や MacBook Pro の補償期間が切れていても、無料で新しいバッテリを受け取れる。

この修理プログラムは、Intel Core Duo ベースの MacBook および MacBook Pro コンピュータの購入日から最大 2 年まで修理プログラムも延長する。

Apple によると、バッテリアップデートプログラムを引き続き評価し、必要に応じてさらなる拡張を提供するとのこと。