AppleInsider Special Report: マンハッタン第 3 の Apple ストアは他を圧倒

Special Report: Third Manhattan Apple store to dwarf them all

By Aidan Malley
Published: Saturday, April 28, 2007 01:00 PM EST


Apple Inc. による市内 3 番目の旗艦店に関する新情報によると、店舗はおしゃれな繁華街の中でもピンポイントの好立地であるだけでなく、同地区にある他の Apple Store 全店を合わせた面積を凌ぐという、非常に野心的なもののようだ。

New York Post のジャーナリストは、AppleInsider による 事前調査 について確認し、Apple は、Meatpacking District の中心にあり、最近グレードアップされて注目されている 401 W 14th Street のスペースを実際に 借りる ことになりそうだとのこと。

Apple は、3 階建ての複合施設の 52,605 平方フィートから計 32,000 平方フィートをめぐって、 不動産会社の R.K. Futterman & Associates と地主の Taconic Partners に打診するようだ。 Apple が占める割合は、2 階にまで達するとみられ、同社が占めるとみられる各階の細長い区画全てを占有するはずだ。3 階と最上階は、ペントハウスやテラス、その他の小売店あるいはレストランに割り当てられるようだ。

Apple は、14 番街に面した 125 フィートにおよぶ建物の前面をほぼ完全に、またさらに 9 番外に面した 108 フィートを占める形となり、Jeffrey や La Perla、Stella McCartney といった他の高級販売店と比較しても抜きん出た存在感を持つことになる。

しかし、より重要なのは、今回予定されている店舗を、世界の、とは言わないまでも、マンハッタン地区にある Apple の既存 2 店舗と比較した際の、その規模だ。 面積は、Apple Store SoHo の 21,577 平方フィート、さらにそれより規模の大きな 5 番街 にある地下店舗の 25,000 平方フィートを裕に凌ぐ。 事実、この 3 番目の店舗に予定されている地所はあまりに広大なため、展示スペースだけでも現在ある Apple Store 双方の合計エリアでさえも小さく感じられるほどだ。


現在もっとも規模の大きな直営店は、ロンドンにある、拡張が済んだばかりの Regent Street ストアで、28,000 平方フィートを占めているが、今回の新しい店舗はそれを上回ることになる。

Meatpacking District の店舗は、Apple が現在所有するもっとも高価な店舗のひとつであることから、さらなる記録を打ち立てることになるかもしれない。 初期のアナウンスからの情報では、年間のレンタル料は 1 平方フィートあたり $300 とのことだったが、新しく得た詳細によると、この数字は先のテナントが撤退してから $400 へと上昇したという。 参考までに、SoHo ストアの平方フィートあたりの全体コストは、2004 年半ばの時点で $95 をわずかに下回る程度だとされていた。


Meatpacking District の Apple Store

これら 3 つの数字を念頭におくと、ニューヨーク市でももっとも高級な交差点の一つに広大なブティックを構えることで、ここ数ヶ月にわたって 驚異的なペースですすむ 同社の成長を加速させることを狙って、Apple はこれまででも最大のリスクを冒そうとしていることは明らかだ。