AppleInsider: Mac OS X 10.4.11 には 30 数種類の修正

Three dozen fixes planned for Mac OS X 10.4.11

By Prince McLean

Published: Wednesday, September 12, 2007 02:25 PM EST


Apple は今週、同社が予定している Mac OS X 10.4.11 Update プレリリースビルドを、同社の開発者コミュニティに提供した。Leopard の 10 月発表を前に、このアップデートが、Tiger オペレーティングシステムに施される最後のリビジョンになるものとみられている。

この件に詳しい人物によると、この新しいビルドには Mac OS X 10.4.11 build 8S2151 (Intel Mac) および Mac OS X 10.4.11 build 8S151 (PowerPC Mac) とのラベルが付いており、5 件の既知の問題に対処しているという。特に、NFS ボリュームをマウント解除する際にシステムがハングする問題に関連するものや、ネットワーク越しにファイルをコピーする際の問題に対処しているとのこと。

これまでのシードと合わせると、最新ビルドによる修正は、Mac OS X 10.4.11 でのコード修正の数として、優に 30 件を超える。

これまでのビルドですでに改良されている他のシステムコンポーネントには次のようなものがある:WebCore、SearchKit、BlueTooth (有効 / 無効)、Networking および Cisco VPN、Directory Services、CoreAudio および m4a ファイル、File Manager および POSIX ボリューム、そして CoreAudio および iTunes Plus ファイルのデコード。

Mac OS X 10.4.11 Update の 2 種類の配布データのうち、Intel バージョンのみ既知の問題に苛まれているという。 そのバージョンには FireWire のバグが一件あり、これが原因でマウントできない、とソフトエアに詳しい人物は語っている。

Delta フォームで、Mac OS X 10.4.11 は現在ディスクイメージのサイズとして、PowerPC 向けには 65MB、Intel Mac 向けには 119MB だ。 同ソフトウェアは、今月あるいは来月初旬にリリースされる見通しだ。