AppleInsider: iPhone ロック解除による永久的なダメージを警告する Apple [更新済]
Apple says iPhone unlocking may cause permanent damage [updated]
Published: Monday, September 24, 2007 04:00 PM EST
Apple は月曜日、インターネット上で公開されている非公認の iPhone ロック解除プログラムの多くは、iPhone のソフトウェアに修復不可能なダメージを与え、将来 Apple による iPhone ソフトウェアアップデートがインストールされた際には永久的に操作不能になる可能性があると語った。
Apple は、今週後半にも新しい iPhone ソフトウェアアップデートをリリースする予定で、iTunes Wi-Fi Music Store などの多数の新機能が盛り込まれているという。
「Apple は、ユーザの皆さんに、公認されていないロック解除プログラムを iPhone にインストールしないように強くお願いします」と Apple は報道機関に向けた声明のなかで述べている。 「iPhone のソフトウェアに非公認の変更を加えたユーザは、iPhone ソフトウェアライセンス合意に違反しており、保証の対象外となります。」
Apple はさらに加えて、「ロック解除用ソフトウェアをインストールしたことが原因で iPhone が永久的に使用できなくなっても、iPhone の保証対象とはなりません。」
Apple のアナウンスは、ますます厳格になっていく反改造ポリシーを反映したもので、Apple が同社と AT&T との間に交わした複数年の独占契約を確実に守るようプレッシャーを受けた結果である可能性が高い。
Mac ニュースサイト MacNN で報じられたある例では、あるユーザが自らの iPhone を Apple 直営店に持ち込んだところ、修理サービスを拒否された だけでなく、電話を工場出荷状態に復元したとしても永久的にブラックリストに追加されるだろうことを仄めかされたとしている。
こうした動きは、まったく改造されていなければ正しく機能する iPhone を -- 意図的にではないにしても -- 壊してしまう可能性を前に、永久的なダメージの可能性を警告する Apple の姿勢を明確にするものといえる。
