AppleInsider: 更新された Leopard システム要件からは 800MHz システムが対象外に

Updated Leopard requirements to exclude 800MHz systems

By Prince McLean

Published: Monday, September 24, 2007 09:00 AM EST


Apple Inc. は、公式リリースのわずか数週間前になって、同社の次世代 Leopard オペレーティングシステムの最小システム要件では 800MHz PowerPC ベースの Mac を対象外としたことを、AppleInsider は突き止めた。

Apple は、10 月に公開予定の Leopard を実行するためのハードウェア要件をまだ公式には明らかにしてないが、長大な開発者向け情報には、同ソフトウェアには「Intel プロセッサあるいは PowerPC G4 (800MHz 以上) あるいは G5 プロセッサ」が必要とある。

この問題に詳しい人々によると、同社のエンジニアらは最近、Leopard を 800MHz PowerPC G4 システムにインストールしても実行が「遅すぎる」との判断に達したのだと言う。 これらのシステムのサポートは、その後、Leopard の最新プレリリース版からは除外され、テスタには「インストールできない」とする情報が提供された。

替わりに、Leopard には「Intel プロセッサあるいは PowerPC G4 (800MHz 以上) あるいは G5 プロセッサ」をもつ Mac が必要だとしている。 他のシステム要件には、DVD ドライブ、内蔵 FireWire、少なくも 512MB の RAM (それ以上を推奨)、そして少なくも 9GB の空き容量が必要だとしている。

一見 67MHz 分ハードルが上がっただけのように感じられるが、これによって、800MHz PowerBook G4 (Titanium)、800MHz PowerMac G4 (Quicksilver)、800MHz iMac G4、800MHz iBook G4、そして 800MHz eMac が対象外となる。

Apple の開発サイクルに詳しい人々は、さらにその先として、Mac OS X 10.6 では PowerPC ベースの Mac 全体が対象外になり、2006 年初頭に初登場した同社の Intel ベースシステムが必要になるだろうとしている。

Apple はこの週末にかけて、Mac OS X 10.5 Leopard build 9A559 を開発者に提供した。 このビルドには、既知の問題がわずかに 2 件しか含まれておらず、リリース候補の第一陣と見られている。