AppleInsider: Apple が iLife '08 アプリをアップデート、iMovie に新機能

Apple updates iLife '08 apps, iMovie gains new features

By AppleInsider Staff

Published: Wednesday, September 26, 2007 04:00 PM EST


Apple Inc. は水曜日午後、同社の iLife '08 のほぼ全アプリケーションを対象にウェブサイトソフトウェアアップデートをリリースした。このうち、もっとも重要なのは、批判の多かった iMovie 7.0 にオーバーホールを施して、複数のより強力な編集ツール機能が加えられていることだ。


iLife Support 8.1

個々のアプリケーションアップデートをインストールするためには、まず iLife Support 8.1 [7MB] をダウンロードしなければならない。これは、iLife '08 の全アプリケーションによって共有されているシステムソフトウェアコンポーネントをサポートするもので、多数の他の細かな問題に対処すると共に全般的な互換性問題をサポートする。


iMovie 7.1

iMovie 7.1 [44.6MB] では、ビデオ・オーディオ編集能力、iMovie イベントやプロジェクトを開いたり切り替えたりする際のパフォーマンス問題など、複数のエリアが対象となっている。 加えて、同アップデートでは、全般的な互換性問題に対処すると共に、全体的な安定性を向上させ、その他の多数の細かな問題に対処している。

今回のリリースで配布された新機能には、複数クリップ選択 (Multiple Clip Selection) があり、ユーザは、キーワードを割り当てるために複数のクリップを選択したり、調整を貼付けたり、これまでよりも素早くプロジェクト内のクリップを並べ替えたりできるようになる。 同様に、ファインチューニング機能では、プロジェクトビューを表示したまま、あらゆるクリップの開始あるいは終了フレームを素早く調整できる。

iMovie 7.1 にはまた静止フレーム作成 (Still Frame Creation) が導入されている。これは、劇的なエンディングを作り出したり、ビデオクリップの任意のフレームに「Ken Burns」エフェクトを施したりするためにビデオアクションを凍結させるためのものだ。

今回のリリースで配布された他の機能には、フレーム単位のトリミング、オーディオダッキングのレベルコントロール、マニュアルオーディオフェード、移行と静止の時間設定、現在の再生ヘッド時間 (playhead time) を表示するオプション、そしてユーザがイベントを素早く切り替えながらビデオを他の示すような他のパフォーマンス改善がある。


iPhoto 7.1

iPhoto 7.1 [59.3MB] では、イベント間で写真を動かしている際にそう遇する問題に対処し、休日用カードデザインなど新しいグリーティングカードのテーマが追加されている。 また同アップデートでは、全般的な互換性問題に対処すると共に、全体的な安定性を向上させ、その他の多数の細かな問題にも対処している。


iDVD 7.0.1

iDVD 7.0.1 [18.6MB] では、全般的な互換性問題に対処すると共に、全体的な安定性を向上させ、その他の多数の細かな問題に対処している。


GarageBand 4.1

GarageBand 4.1 [46.1MB] では、 散発的なグラフィックディスプレイの問題や、サードパーティ製オーディオソフトウェアとの互換性に対処すると共に、Magic GarageBand にある細々とした問題を修正し、全般的な互換性問題に対処している。

iLife '08

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