AppleInsider: iPhone は Apple Expo に登場せず (と私たちは知っているその理由)

iPhone a no-show at Apple Expo (and now we know why)

By Slash Lane

Published: Thursday, September 27, 2007 01:00 PM EST


Apple Expo -- ヨーロッパ最大の Apple および Mac の見本市 -- が今週、大々的な宣伝はほとんど何もないままパリで始まった。 ここで気になるのは、同カンファレンスでフランスデビューを果たすと広く予測されていた iPhone がどういうわけか姿を見せていないことだ。 ということで、なにか がうまくいかなかったのは誰の目にも明らかだ。

特に、France Telecom スポークスパーソンが先週木曜日に Dow Jones に対して、同社が「Apple との合意書にサインをして iPhone を販売する」と 語った ことを考慮に入れると、過去 3 日間にわたって、その なにか はかなり熱を帯びた議論の対象となってきた。

加えて、他の要因もまったく正しいタイミングで並んでいるように見えた -- Apple CEO の Steve Jobs はヨーロッパぺの長時間フライトを計画し、パリでのエキスポまでの日程で 英国 および ドイツ での iPhone 導入のために、それぞれの地域で個別のプレスカンファレンスまで開いてきた。

なのに何が起こったのだろう? ウェブサイト Challenges に木曜日掲載された報告によると、France Telecom -- Orange ブランドを傘下にもつ -- と Apple は、フランスでのハンドセット配布をめぐってなかなか合意にこぎ着けられていない、というのだ。

同サイトは情報源を示さず、Apple とフランスのプロバイダーはまた、配布契約の一環としてプロバイダ側が Apple に支払わなければならないサービス収益の割合をめぐっても合意に達していないという (割合は 10 パーセントといわれている)。 両陣営が近い将来合意に達することができないと、クリスマスシーズン前のフランスでの iPhone 発表は絶望的だ、と同報告では続けている。

これによって、かなりの数の外野が頭を抱えることになった。 France Telecom は Apple にしかるべき余裕を与えないままにフライングを冒してしまったのだろうか? Frech Telecom の先週木曜日のコメントは、企業とプレスとの関係のすれ違いなのだろうか? あるいは、プロバイダ側が突如方針を転換して、期間内にサインした合意からてを引く決心をしたのだろうか?

こうした問いへの答えはまだ明らかになっていない。