AppleInsider: インターフェースのフリーズ問題に悩まされる新 iMac
New iMacs plagued by interface freezing issues
Published: Wednesday, October 3, 2007 08:00 AM EST
Apple のアルミニウム製オール・イン・ワンコンピュータで、インターフェースがフリーズしてしまい、再起動するまでシステムが動かなくなるという欠陥に悩まされているというユーザが増えてきている。
Apple の公式サポートフォーラムに参加しているユーザ (こちら や こちら) によると、新しい iMac はフリーズが発生した場合でも動いていることは動いているが、リセットするまでコントロールやプログラムのスイッチができなくなるとのこと。
「その時点で何をしていてもそれが続く。つまり、音楽を聴いていたとしたら、再生し続けてしまうのだ」とあるユーザは投稿している。 「マウスポインタは動くが、なにも選択できない。 タブによるアプリケーションの切替も効かない。」
注目すべきは、音楽の一時停止や Caps Lock キーの有効化といった、キーボードからの基本的な機能を一部利用できるユーザもいることだ。
この問題は、ATI Radeon HD グラフィクスハードウェアとそのドライバに関連するもののようだが、発生を予測できないことが明らかになっている。 ゲームや iTunes、あるいはビデオチップセットを酷使する他のプログラムを実行すると確実にフリーズを起こせるとしているユーザもいるが、見かけ上ランダムな間隔あるいは iMac を長時間起動させておくとフリーズが起こるとするユーザもいる。
ヘルプを求めて Apple に連絡した人々によると、同社はこの問題を認識しているものの、完全な修正をまだ提示できていないとのこと。 iMac Software Update パッケージの 1.0 および 1.1 が 8 月の iMac 登場以降にリリースされており、両者とも「重要なバグ修正」が含まれているとされている。後になって、そのほとんどがビデオドライバに集中していることが明らかになったが、いずれも今回のフリーズ問題への修正は含まれていない。
一部ユーザのシステムは、最新のアップデートで症状が悪化したとさえ感じられるほどだという。 AppleInsider 独自の レビュー部門 によると、レビューを行った時からその後数週間は安定していたものの、1.1 アップデート以来同じ問題に悩まされており、その時点でなにが実行されていようともまったく応答がなくなることもしばしばだという。
一握りのユーザは、以前のドライバを手動で再インストールすることでこの問題を修復したとしているが、AppleInsider や他のユーザがこの非公式な修正方法を試してみても問題解決はできなかった。 Apple がどの程度まで修正に近づいているのであれ、問題は拡大していることから、購入を検討しているユーザは、まだリリースサイクルの初期にある同システムを購入する前に、もう一度考え直したほうが良いかもしれない。
「新しい iMac なんで買うんじゃなかった。箱から取り出した直後から問題に遭遇するなんて」とあるユーザは Apple のディスカッションフォーラムに書き込んでいる。
Apple iMac 2GHz Intel Core 2 Duo/20?/1GB PC2-5300/250GB/SD/ATI Radeon HD 2400 XT 128MB MA876J/A
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