AppleInsider: Mac OS X Leopard に向かって: システム環境設定 [Page 2]

Mac OS X Leopard に向かって: システム環境設定 [Page 2]

By Prince McLean

Published: Wednesday, October 24, 2007 09:00 AM EST


Mac OS X のシステム環境設定

設計台に戻った Apple はこの機会を利用して、Mac OS X に向けた計画のなかで Mac OS インターフェース全体を大幅に変更することにした。 1999 年に発表された Developer Preview 2 までに、Apple は NeXT のものに近い配置を備えたシステム環境設定へと回帰した (下図)。


Leopard の環境設定

2000 年初頭の Developer Preview 3 (下図) では、Aqua アピアランスが作業中のものとして導入された。


Leopard の環境設定

2000 年 5 月の Developer Preview 4 (below) では、さらに実験が進んでいた。


Leopard の環境設定

2000 年 9 月に提供された Mac OS X Public Beta では、Apple はシステム環境設定をクイックアクセスツールバーへとドラッグできる「設定ペイン」として出荷した (下図上)。 そして、ある環境設定をクリックするとそれが開くようになっていた (下図下)。


Leopard の環境設定


Leopard の環境設定

これと同じレイアウトは 2001 年 5 月の Mac OS X 10.0 でも、いくつかアイコンが見直された上で、維持された。 これらアイコンは、ますますカラフルで区別しやすいものになっていった (下図上) ものの、ディスプレイ設定 (下図下) のように控えめになったものもあった。


Leopard の環境設定


Leopard の環境設定

それから半年後に AppleMac OS X 10.1 を無料のアップデートとして出荷した。 このバージョンでは、コントロールパネル内に整理されたセクション (下図) が導入され、さらにウィンドウ右上には新しい錠剤のようなかたちのコントロールが追加された。 これは、ウィンドウを簡素化するためのもので、システム環境設定では、そのツールバーが隠れるようになっていた。


Leopard の環境設定

2002 年 8 月の Mac OS X 10.2 Jaguar (下図) では、アイコンが整理されて新しい機能が追加されたものの、それ以外ではシステム環境設定に施された変更はほとんどなかった。


Leopard の環境設定

それに続く年の Mac OS X 10.3 Panther (下図) では、ホワイトストライプの外観が大幅にトーンダウンし、グレーの中間色を用いたよりまじめな外見になっていた。


Leopard の環境設定

加えて、以前のシステムにあった鮮やかなブルーの Aqua タブは、紙を切り取ったようなスタイルのくぼみになり、表示を管理していたタブはセレクターボタンのようになった (下図)。


Leopard の環境設定

Tiger ではツールバーが完全に廃止され、替わりに、設定を素早く検索できるような検索機能を表示するようになった。 このデザインは、乗り換えてきたユーザのためにシステムを使いやすくためのものだった。ここで、「壁紙」といったような Windows 用語を入力することができ、Mac での関連環境設定を素早く絞り込めるようにしていた。


ページ 3 / 3: Leopard での新機能: システム環境設定; .Mac の設定; アカウント設定; ペアレンタルコントロール; 他の新設定; Bluetooth コントロール; 共有コントロール; デスクトップコントロール; ネットワークコントロール; そしてシステムクリーンアップ。

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