AppleInsider: 分析から iPhone OS 3.2 を走らせる 50 台の Apple タブレットが認められる

原文: Analytics firm spots 50 suspected Apple tablets running iPhone OS 3.2

By Slash Lane
Published: Monday, January 25, 2010 07:45 AM EST
Apple が投入を予定しているタブレットの特徴と一致するおよそ 50 台のデバイスを追跡した結果、Apple キャンパスからのものと判明し、これらデバイスiPhone アプリケーションのテストに使用されていたとされる。
モバイル分析会社 Furry は今週、およそ 50 台のデバイスApple キャンパスからのものであると「ほぼ間違いない」とされるものについて 新しい統計をリリースした。 同社の主張によると、これらデバイスはテスト中の未発表タブレットであり、こうしたテストは 1 月に急激に増加したという。 このようなデバイスが初めて確認されたのは、2009 年 10 月のことだった。
Flurry によると、この未知のハードウェアは、Apple のモバイルオペレーティングシステムの未発表バージョンである iPhone OS 3.2 を走らせていたという。 この追跡結果が正確なものであると証明されれば、タブレットiPhone OS 4.0 を走らせる[和訳] という噂は外れていることになる。
同社マーケティング部門のバイスプレジデントである Peter Farago によると、Flurry は iPhone OS 3.2 を走らせているデバイスは、ソフトウェア経由で確認した際、そのハードウェアは iPhone として同定できなかったため、タブレットであると考えられる、としている。 彼はまた、iPhone OS 4.0 をテストするデバイスも一部確認されているものの、こうしたデバイスApple キャンパスから離れており、一方の iPhone OS 3.2 を実行するデバイスはそうではなかった、とも語っている。
加えて Farago によると、その新しいデバイスでテストされているアプリケーションは、読書とニュースに多くのフォーカスを向けるという、タブレットに装備されると予測されている特徴と一致するという。 具体的にはどのアプリケーションがアクセスされたのかといったことなど、より詳しい詳細は、同社のサービス条項により明かされなかった。
「我々が目にしたデータを、その表面だけでも、皆さんが見たとしたら」と Farago 言う、「皆さんにもクリアになるはずだ。」
Flurry では、その新しい未確認ハードウェアから、どのアプリケーションがダウンロードされ、立ち上げられたのかを追跡した。 テストされた 200 種類を超えるアプリケーションのうち、そのほとんどがゲームだった、と同社はしている。
「これまでを振り返って、タブレットバイスは、従業員がクリップボード、ノートパッド、あるいは日めくりでするようなあらゆることの代替となると考えられる」と報告書はしている。 「より業務よりな場面では、在庫管理、受注やデータ入力に利用できる。 しかし、こうしたケースをサポートするようなアプリケーションは驚くほど少ない。 替わりに、最大のカテゴリーはゲームだ。 」
それに続いてもっとも利用度の高いカテゴリーは、エンターテイメント、ニュースと書籍、ライフスタイル、ユーティリティ、音楽、そして写真だ。 同社は、ニュース、書籍、メディア商品に強い傾向があった、と指摘している。

Flurry
Appleタブレットでは電子ブックとニュースにフォーカスしてくるという噂は、何ヶ月にもわたって囁かれていた。 先週だけでも、Apple は出版社の HarperCollins、教育系出版社の McGraw-Hill、一般書籍出版の Hachette Book Group、そして合衆国内の 大手出版社 と交渉しているとの複数の噂が出てきていた。