AppleInsider: 未発表 Core i7 Apple MacBook Pro がベンチマークのログに登場

原文: Unannounced Core i7 Apple MacBook Pro surfaces in benchmarks logs

By Katie Marsal
Published: Saturday, February 6, 2010 01:00 PM EST
Intel が投入を予定しているデュアルコア 2.66GHz Core i7 モバイルプロセッサーを搭載した、まだリリースされていない Apple MacBook Pro が今週オンラインで登場し、プロフェッショナル向けノートブックのリフレッシュが間近であることを伺わせている。
Geekbench の記事 -- 完全な記事は こちらを参照 -- は、2 月 4 日に提出され、その後 MacRumors フォーラムのメンバーが 見つけた。 その表には MacBook Pro 6,1 -- これまで使用されてこなかった MacBook Pro 識別子 -- とのモデルがリストされ、リリースされていない 10C3067 とのラベルの付いた Mac OS X 10.6.2 を実行している。
より具体的には、未発表 MacBook Pro 内部に登録されたチップは Core i7 M 620 で、これは Intel の新 Arrandale モバイル製品として先月 発表された チップのなかでもっともパフォーマンスが高いものであることがわかる。
この未発表システムは全体で 5260 というスコアをたたき出しているが、これは既存の最高モデルである 17 インチ 3.06GHz Intel Core 2 Duo MacBook Pro のスコアである 4260 と比較しても、なかなかのものだ。
これがカスタムハックの結果ではないとしたら、今週発表された Geekbench におけるスコアを出した同 MacBook Pro は、Apple が近く市場に送り出そうとしている 15 ないし 17 インチのハイエンドモデルである可能性が高い。 以前の報道では Core i5 系列のプロセッサーに焦点があたってはいたものの、Apple はこれまでも、自社のプロフェッショナルノートブック製品に Arrandale マイクロプロセッサーを採用すると噂されていた。
例えば、Intel は先月、同社の Retail Edge プログラムで、パートナーらにたいして新しい Core i5 プロセッサーをベースにした新 MacBook Pro勝ち取るチャンス[和訳] とする電子メールを誤って発送している。 Intel は後に、いささか不自然ながら、このプロモーションは 誤りだった とした。

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前述のベンチマークがカスタムハックの結果ではないとしたら、AppleCore i5 および Core i7 チップのコンビネーションで今後の MacBook Pro のリフレッシュをおこない、2.26GHz (430M) ないし 2.4GHz (520M) Core i5 派生をローエンドに、最高 2.53GHz (540M) Core i5 までをミドルレンジモデル、そして最高 2.66GHz 620M Core i7 をハイエンド製品に据えてくると考えても的外れではないだろう。

Intel 1

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Core i7 チップには、4MB の Level 3 キャッシュが備えられている一方、Core i5 系列には 3MB の Level 3 キャッシュが備えられている。 両プロセッサーとも、上のチャートからも明らかなように、2x DDR3-1066 メモリーに対応している。