原文： Office for Mac 2011 to feature co-authoring, ribbon interface
By AppleInsider Staff
Published: Thursday, February 11, 2010 01:10 PM EST
Microsoft は木曜日、共同執筆ツール、ウェブアプリ、そしてより Windows 版と一貫性のある再デザインされたリボンインターフェースなど、同社の Office for Mac 2011 スイートの新機能の一部詳細を公表した。
Microsoft は今週サンフランシスコで開催される Macworld 2010 エキスポに参加し、今年後半にも投入するとみられる Office for Mac のアップデート版についての詳細を明かした。
「皆さんのチーム -- 同僚、家族、あるいはクラスメート -- と共に、皆さんは Office for Mac のそれぞれのバージョンを形づくるコミュニティーの一員となるのです」と Microsoft Corp. で MacBU のジェネラルマネージャを務める Eric Wilfrid は語った。皆さんから、クロスプラットフォームで共に作業することが第一だとの声が寄せられ、それが Office for Mac 2011 をベストで、Mac でもっとも互換性の高い生産性スイートにしようという私たちの理由なのです。」
この新しいバージョンの価格はまだ不明だが、同社のある幹部が ZDNet の Mary-Jo Foley に語ったところによると、現時点でアナウンスできることはなにもないものの、Microsoft は来る Apple iPad をサポートすることも 視野にいれている という。 Apple は自社の iWork スイート を構成する Numbers、Pages そして Keynote のマルチタッチ版をそれぞれ 9.99 ドルで販売する予定で、Pages ではドキュメントを Microsoft Word ファイルとして保存できるようにしている。
Microsoft が木曜日に明らかにしたのは、複数のユーザーが異なる場所からでも Word や PowerPoint、Excel ファイルで作業できるようにする Office 2011 の共同執筆ツールだ。 この Presence Everywhere 機能は、アプリケーション内で直接ドキュメントを作業している人にたいして、リアルタイムアップデートを提供する。
Microsoft Web Apps も Office 2011 からアクセスでき、インターネット接続のあるあらゆるマシーンから Office ドキュメントを共有できるようにする。
Office for Mac に加えたリボンレイアウトは、ユーザーが慣れ親しんだデザインに完全に並び変えられている訳ではない、と Microsoft はしている。 替わりに、クラシックな Mac メニューと標準ツールバーとを利用して、「両方の世界のベストな部分」を提供するという。
「こうしたツールを合わせることで、新機能や頻繁に使用するコマンドを見つけやすくします」と同社のプレスリリースにはある。 「実際、もっとも利用される機能の 80 パーセント以上が、私たちの新しいユーザー体験の標準表示にあるので、必要なツールを求めて時間を無駄にすることはありません。」
同社はまた先に、
Mac プラットフォーム用に一から
Cocoa アプリケーションとしてビルドした
Outlook の刷新バージョン を含める予定だとアナウンスしていた。 同社によると、その新しい
Outlook はアプリケーションを魅力的なものにし、高いパフォーマンスを提供し、
Mac OS X オペレーティングシステムに統合するという。
Microsoft はまた木曜日、
Outlook for
Mac では
Outlook for
Windows からの .PST ファイルをインポートできるようにするともアナウンスした。これは、カスタマーからもっともリク
エストの高かった機能のひとつだった。 この新しい
Outlook では、Spotlight 検索ができ、Time Machine からのバックアップもサポートしている。
