AppleInside: Lugz が Eminem 出演広告について Apple に質問状を送付

Lugz sends Apple cease-and-desist over Eminem spot
By Tariq
Published: Friday, November 4, 2005 05:25 PM EST

靴メーカーの Lugz が、同社が 2002 年に放映した広告 「Arrow」 と今月初めに AppleiPod および iTunes のために作成された Eminem とのスポット広告との類似性に関して、Apple Comupter と広告代理店 TBWA/Chiat/Day に質問状を送った、と AdWeek が報じている。

両 TV 広告は 驚くほど似ており、赤、黄色、オレンジ色を使った街のイメージを背景に、ヒップポップ音楽にあわせてダンスをする黒いシルエットが使われている。これは 10月 13日に AppleInsider が初めて 報じた

Lugz の副社長であり、ニューヨークを拠点とし Lugz を創設した JSSI の会長でもある Larry Schwartz は声明の中で次のように語っている:「二つの広告を見れば、問題があることに普通に気づくはずだ。Apple の広告は、我々のキャンペーンの肝心な要素を用いており、二つの広告は恐ろしいほど似通ったものになっている。我々は自らの権利を守るためにあらゆる法的手段を用いて問題解決に当たる。」

先月 EminemiTunes スポット広告が登場するや否や、Apple は一切の説明なくウェブサイトから広告のコピーを 突然削除 している。この Apple の処置の背景に関しては、広告が ネットワークテレビで放映和訳】 されると同社のウェブサイトにも帰り咲いたに及んで、憶測が乱れ飛んだ。

皮肉なのは、2004年の 2月に Eminem のレコードレーベルである Eight Mile Style が、MTV、Apple、MTV の親会社 Viacom Inc. さらに広告代理店の TBWA/Chiat/Day に対して、Apple は許可なく iTunes の広告に彼のヒット曲を使用したとして、デトロイトにある合衆国地方裁判所に訴えていたことだ。

その一年後、AppleEminem との間で数百万ドルとも 噂される 金額を支払って 和解していた