AppleInsider: AmTech: Bluetooth ヘッドフォン機能搭載のワイドスクリーン iPod が登場見込

AmTech: Widescreen iPod with Bluetooth headphones in the pipeline
By Katie Marsal
Published: Tuesday, March 21, 2006 10:00 AM EST

Apple Computer は、Bluetooth 機能を備えた新しいワイドスクリーン iPod を、早ければ次期会計四半期にも発表するだろう、と American Technology Research のアナリストが今週明らかにした。

アナリストの Shaw Wu は火曜日朝にクライアント向けに発表された調査報告書のなかで、最新の独自調査から新しい iMac Core Duo が引き続き Apple のベストセラー PC になるだろうと語っている。

また、MacBook Pro の需要は引き続き供給を上回っているともしている。しかし、同モデルの出荷予定日が改善されたことを評価している。

「もっとも興味深い展開は、Apple が販売業者に対して、ハイエンドの 60GB vPod が 4 月末まで 「at risk (危険状態)」 となっていると通知したことだ。これは、販売の中止または新モデルの登場を示唆するものでもある」 と Wu は書いている。「どのタイミングになるかは不明だが、ワイドスクリーンBluetooth ヘッドフォン機能を備えた新しい動画対応 iPod が早ければ 6 月期にも発表されるものと予測している。」

Wu はまた、Apple の最新 Intel MacMac mini を対象にした調査から、これらモデルの売り上げは 「まだまだで、先代の PowerPC バージョンによく似た」 ものになるだろうとしている。また、Intel 版にある追加機能をもってしても、Intel Mac mini の値段が上がったことで購入を躊躇する傾向がうかがえる、とも指摘している。

Wu は、Apple の音楽分野についても触れ、iPod の全モデルでも iPod nano は過去最大の落ち込みを見せる可能性があるとし、新しく登場したローエンドの 149 ドル 1GB モデルは 「それなりの売り上げ」 になるだろうとしている。「Apple は、新しい関心を喚起するため、記憶容量を増やすか価格を切り下げる必要に迫られるかもしれない」 とし、「NAND フラッシュの価格下落やさらに大きな記憶容量を備えるフラッシュが登場してくることで、Apple には追い風になるだろう。」

American Technology Research は 3 月期の予測に対して変更は一切行わず、44 億 3000 万ドルの売上高、一株あたりの収益は 43 セントとしている。

「引き続き、業績見通しと iPod の出荷台数予測が非現実的に高くなっている」 と同社は判断しているようだ。

American Technology Research は引き続き Apple 株の評価を 「Buy」 とし、目標価格を 101 ドルとしている。