AppleInsider: 大型量販店が iPod のラインアップ変更を示唆

Big-box retailers offer hints at forthcoming iPod changes
By Katie Marsal
Published: Friday, March 24, 2006 07:00 PM EST

Apple Computer が最も人気のある iPod ラインアップに近い将来変更を加えようと、秘密裏に少しずつ計画を推し進めているという証拠が今週またひとつ明らかになった。

タレ込みによると、Apple 認定再販店である Amazon.com が、AppleiPod 全モデルを希望小売価格よりも低い値段で販売している。同店は、第五世代 iPod では 7% の値引きiPod nano および iPod shuffle では 5% の値引きを提供している。

またミッドウェストにあるディスカウント店 Meijer は金曜日から、同社が在庫として確保している iPod 全モデルに対して 10% の値引きを提供しはじめている。

AppleInsider は、Apple は 2 月に大型量販店各社に対して、ハイエンドの 60GB iPod が 4 月まで 「危険状態」 になったことを告げたと 報じている 和訳

さらに最近、Quanta Computer が Apple から 「動画対応 iPod 機器」 の 製造契約を勝ち取った 和訳、と Apple の製造施設に近い海外の出版社が報じている。

同報道では、情報源を明かしていないが、Apple のラップトップの製造を請け負う Quanta が 「動画対応 iPod 機器」 の製造権を勝ち取り、来月には同機器を出荷し始めるとしている。

最新の情報によると、動画機能を備えた新しいハイエンド iPod の可能性を示唆しているものの、American Technology Research のアナリスト Shaw Wu は最近、iPod nanoiPod 全モデルの中でも最も大きな季節的落ち込みを見せていると指摘している。

Apple は近く記憶容量を増やすか、値下げを行うかして、関心をあおる必要に迫られるかもしれない、と Wu は語っている。「NAND フラッシュの価格下落やさらに大きな記憶容量を備えるフラッシュが登場してくることで、Apple には追い風になるだろう」 とクライアント向けの調査報告書に書いている。

Wu はまた、独自調査から Apple が新しいワイドスクリーンBluetooth 機能を備えた iPod 和訳 を、早ければ 4 月から始まる次期会計四半期にも送り出してくるのでは、としている。