AppleInsider: Apple COO が株を売却、他の幹部は納税

Apple COO sells shares, other execs settle with Uncle Sam
By Kasper Jade
Published: Thursday, March 30, 2006 12:05 PM EST

Apple CEO の Steve Jobs が 460 万株近くを同社に返却して、既得株 1000 万株に課せられた税金を納税した日からわずか数日後、Apple の幹部チームも会社から預けられている株式で同様の処理をしていた。

一方、Apple の COO は net-share settle ではなく、株式を現金化するほうを選択した。

対象となった全株式は、Apple が過去に同社幹部に対して保障した制限株 240 万株だ。Jobs の 1000 万株 和訳 と同様、こうした株に対する課税価格が先月確定した。

シニアバイスプレジデントCFO の Peter Oppenheimer、ソフトウェアエンジニアリング部門を率いるシニアバイスプレジデントの Bertrand Serlet、そしてワールドワイドマーケティング部門を率いるシニアバイスプレジデント Philip W. Schiller らはそれぞれ、納税義務を果たすために 250,000 株のうちの 114,375 株を手放した。

同様に、iPod 部門を率いるシニアバイスプレジデント Jon Rubinstein、アプリケーション部門を率いるシニアバイスプレジデント Sina Tamaddon、そして小売部門を率いるバイスプレジデント Ron Johnson もまた 250,000 株を受け取る予定だった。が、彼らの納税額はやや軽いもので、納税にあたって手放したのはわずか 112,707 株だった。

シニアバイスプレジデント兼相談役の Nancy R. Heinen そしてソフトウェアテクノロジー・チーフオフィサーの Avadis "Avie" Tevanian はそれぞれ、200,000 株が確定し、納税金額を納めるために 91,500 株を変換した。

Apple 幹部チームの中で制限株に対する納税義務を果たすにあたり net-share settle を選択しなかったのは COO の Timothy D. Cook -- Apple の日常業務を支える人物 -- だった。

Cook は替わりに、一連の市場取引において割り当てられた 300,000 株を売却した。この取引は、一株あたり 59.08 ドルから 60.87 ドルで行われ、彼は 1800 万ドルを手にした。

すべての取引は 2006 年 3 月 24 日に行われた。