AppleInsider: Apple の Intel Aperture 1.1 Update が延期

Apple's Intel Aperture 1.1 Update pushed back
By Prince McLean
Published: Thursday, March 30, 2006 04:40 PM EST

一勝一敗 -- Apple Computer はこれまでのところ、プロアプリケーションを Intel Mac でネイティブに動作できるようにするアップデートに関して、自らが課した締め切りまで道半ばであることが明らかになった。Aperture 1.1 Universal アップデートが 2 週間ほどずれ込むらしいというタレ込みが寄せられたからだ。

Apple の新しいプロの写真家向けワークフローアプリケーションへのアップデートでは、改良された RAW 画質、RAW 画像の微調整、自動ノイズ圧縮、新しい色度計、拡張された書き出し管理、さらに数十種類におよぶ改善が施される予定だ。しかし、最も重要なのは、同ソフトウェアが PowerPC でも将来登場する Intel でも動作することだ。

Apple は以前ユーザに対して、Aperture 1.1 Update 和訳 は 「3 月に」 公開されるとしていたが、タレ込みによると、リリースは 「4 月半ば」 にずれこんだとのこと。同ソフトウェアの PowerPC 版はプロフェッショナルの間で大ヒットし、発売 1 ヶ月で 「驚くほど力強い」 売り上げを記録している、とアナリストらは 伝えている 和訳

Aperture は比較的新しい製品 -- 10 月の発表 和訳 で 11 月の出荷 -- ながら、AppleIntel のネイティブサポートを追加するためにリリースを延期することはしなかった。Apple は、「LightRoom」 と銘打った 類似ソフトウェア 和訳 を投入した Adobe Systems と対立関係にある。同製品は、Adobe のプロフェッショナルユーザを呼び戻すためにデザインされたものだ。しかし LightRoom は、プレリリース状態にとどまっている。

興味深いことに、AppleInsider が目にした書類によると、Apple は当初 Aperture を 「LightTable」 という名称にしようと考えていたようだったことがうかがえることだ。同様に、Rendezvous テクノロジーを 「Aloha」 へと変更しようとしていたが、後に 「Bonjour」 に落ち着いている。