AppleInsider: Apple が iPhone や Apple TV への新機能追加を無料に
Apple to build new features into iPhone, Apple TV free of charge
By AppleInsider Staff
Published: Wednesday, April 25, 2007 05:00 PM EST
Apple は水曜日、定評ある同社のソフトウェア開発分野の能力を活かして、無料で同社の iPhone や Apple TV 製品に少しずつ機能やアプリケーションを追加し、「可能な限り最高の体験」を提供していくことを明らかにした。
「わたしたちは、ベストだと考えることを実現するために大胆な手法を採用することにしました」と CFO の Peter Oppenheimer はアナリストやメディア関係者らとのカンファレンスコールで語った。 彼はさらに、新しい iPhone アプリケーションは「完全に新しいアプリケーション」になることも明らかにした。
Oppenheimer は今回の両面作戦の詳細をいくつか表明したものの、新機能やアプリケーションは iPhone および Apple TV 共に自動ソフトウェアアップデートを経由して提供されることを仄めかした。
Apple は、新機能の計上にあたっては、アカウントベースの購読サービスを通じて iPhone および Apple TV の収益を記録し、この収益は 24 ヶ月という期間にわたって配布されることになるとしている*1。AT&T/Cingular からの支払いは四半期ごとに報告される予定だとのこと。
今回の会見で Apple 幹部はまた、同社の直営店の店員が iPhone の立ち上げおよびこの革新的なデバイスを顧客にどう売り込んでいったら良いのかというアイデアを練るのに「多大なエネルギーを注いで」いるとも語った。
Apple は現時点では直営店でもオンラインストアでも iPhone の注文受付は開始していないものの、後日アナウンスを予定しているとも語った。
同社は、ヨーロパでの iPhone 投入は暦年第 4 四半期 (10 月から 12 月)、 アジアでは 2008 年をこれまで通り予定しているという。 合衆国内での iPhones 販売は、Apple.com、Cingular.com、Apple 直営店および Cingular/AT&T 直営店で行われる予定だ。 そして、Best Buy といった Cingular/AT&T のパートナーストアでは販売されない。
Apple COO の Tim Cook は同社は機器の大量生産をまだ開始していないと説明して、iPhone の初期出荷量にはコメントしなかった。
「実際に製品を出荷してみないと、どの程度の需要があるのか分かりません」と彼は語った。
