AppleInsider: 進化する Apple はビデオゲームや映画のレンタルに進出する見込み
Evolving Apple seen entering rental space for video games, movies
By Prince McLean
Published: Thursday, April 26, 2007 10:00 AM EST
Apple は水曜日再び、誰も思いつかないことを考えつき、それを実行するという比類ない能力を見せた、と American Technology のアナリストである Shaw Wu は語った。クライアントに宛てた報告書で彼は、 一株あたりの収益 (EPS) は、荷電電機メーカーの価値を計るものとしてはベストな方法ではない、と Wu は述べた。
Wu は、引き続き Apple の目標価格を $145 としており、同社が発表した 3 月期報告には「3 つの注目点」があったと語った。 具体的には、良好なコンポーネント買い付け価格を活かす同社の能力、Leopard の発表前にあって売り上げが落ち込む状況にありながら好調な Mac の出荷状況、そして同社が iPhone および Apple TV で描く壮大な計画を挙げている。
「Apple は、売上高 52.6 億ドル、一株あたりの収益では 0.87 ドルという、それぞれ 51.7 億ドルおよび 0.64 ドルという予測、そして 48 〜 49 億ドルおよび 0.54 〜 0.56 ドルという見通しをはるかに超えるという、驚くほど好調な 3 月期決算を報告した」と彼は記している。 「粗利益は 35.1 パーセントに達し、NAND フラッシュ、メモリ、パネル、そしてプロセッサにおいて、良好なコンポーネント買い付け価格をめぐる環境を活用するという [同社の] 驚異的な能力によって、30 パーセントをはるかに上回った。」
Wu は Mac 分野について、Leopard オペレーティングシステムの発表前に売り上げの落ち込みがあるにもかかわらず、Mac の出荷台数が前年比 36 パーセントの伸びを示したことに驚きを表している。 「Leopard の影響による落ち込みがなければ、Mac の出荷台数はさらに強力なものになったはずだと考えている」と Wu は書いている。
また、Wu は、Apple が Apple TV および近日登場の iPhone の両製品をめぐって 特殊で保守的な会計処理 に関連して、短期的な困惑と懸念があるかもしれないと指摘している。 「Apple は、2 年 -- 8 四半期 -- にわたって売上高を消却する予定です。これは、ハードウェアの総利益 1/8 という漸増、残りは繰延べ収益と見なされるようになります*1 と彼は説明している。 「Apple はハードウェアの販売時点でキャッシュを確保するので、キャッシュフローのインパクトに変化はないと考えています。」
新しい会計方法によって、Apple は各四半期ごとのハードウェアセールスの 1/8 を申告すればよく、これによって同社の直線性(())および彼の将来の収益予測の能力が向上することになるだろうと Wu は考えている。 また、購読型サービスの分野が将来同州されることの兆候である可能性もある。
「Apple は、ビデオゲームや音楽における『レンタル』分野に参入できる余地がある購読型ビジネスをめぐって、これまで以上に真剣に取り組んでいる最中だ」と彼はクライアントに向けて説明している。 「Apple がさらなる成長を求めて Netflix や Blockbuster と競合するようになっても驚かない。」
Wu は 2007 年会計年度に向けて、Apple は $233 億という一株あたりおよそ $3.45 稼ぐと、それぞれ $3.12 および $233 億から上方修正して、現時点では予測している。 さらにその翌年に向けては、同社の新しい会計手順を受けて、$300 億の売り上げで $4.00 の儲けとして、$311 億および $4.15 から下方修正している。
Wu はクライアントに向けた調査報告書のなかで、多角化した家電企業の価値を計るには EPS は適さなくなったとも結論付けている。 「われわれの目には、Apple が iPhone や Apple TV が目指している、新しく急成長するビジネス分野動向で購読会計に移行することで、EPS は Apple 株を評価するにあたってはベストの方法ではなくなる」と彼は書いている。 「これは、キャッシュフローは変わらないのに、EPS は償却され、四半期ベースでは過小評価されるためだ。 このため、操業からのキャッシュフローが Apple 株の評価にあたってはより適切な指標となるだろう。」
