AppleInsider Source: iPod shuffle がリフレッシュして (RED) に

Source: iPod shuffle refresh to go (RED)

By Kasper Jade

Published: Wednesday, August 29, 2007 01:00 PM EST


Apple の video iPod および iPod nano ファミリーの進化をめぐって周囲の期待が高まる中、新たな (RED) モデルを含めた拡張もあり得る同社の小型 iPod shuffle ラインへのリフレッシュについてはほとんど何も語られてこなかった。

Apple の将来の製品計画について近しい人々によると、同社はクリップ型の小型プレーヤーのラインに赤色のモデルを追加する準備を進めているという。しかも早ければ来週にも。 そのモデルは、(RED) iPod nanos や iTunes ギフトカードを含む同社既存の (PRODUCT) RED 製品に加わるか、それを置き換えることが考えられている。

(RED) nano といった (PRODUCT) RED 製品は、Bobby Shriver と U2 のフロントマンである Bono が設立し、大企業による寄付を通じたアフリカのエイズ対策支援を呼びかけている (RED) 慈善基金の資金調達を支援している。 Apple 以外にも (RED) はこれまで、複数の大企業のサポートを獲得しており、その中には Gap、Motorola、American Express、そして Converse も含まれている。

各 (RED) 製品の売り上げからは、あらかじめ決められた割合が基金へと直接寄付されるようになっている。 例えば、Apple は現在、(RED) iPod nano 一台売り上げることに 10 ドル、25 ドルの (RED) iTunes ギフトカード一枚につき 10 パーセントを寄付している。

すでに熟成の域に達している video iPodiPod nano ファミリー -- 栄光の Mac OS 化 を施され大幅なデザイン変更が見込まれている -- とは異なり、iPod shuffleApple のデジタルメディアプレーヤーのなかでももっとも新鮮さを保っているものといえるだろう。 iPod shuffle は昨秋完全に新しいフォームファクタとなり、二回目の進化が 07 年にも予定されているとする証拠はほとんどないか、まったくない。

iPod Picano への道 以外のものとして、shuffle の進化として Apple のオプションにあるのは、容量の拡大、低価格化、そして新たなソフトウェアによる機能だ。 同時に、shuffle のコンポーネントのコスト -- メディアストレージのための NAND フラッシュ -- は過去一年間で急速に下落している。 大幅な低価格化にもかかわらず、Apple はこれまでよりも shuffle 一台あたりの販売からより多くの収益を確保できるはずだ。


iPod shuffle (RED)ほとんど変更がなく、より大きな収益幅の確保が見込まれることで、iPod shuffle (RED) が近い将来登場するのではないかとする消息筋の報告はさらに確かなもののように感じられる。また、Apple は今年、大きく収益を削ることなく売り上げの一部を基金へとまわすことができる位置に付けていることも指摘できる。

Apple は昨日午後、来週水曜日にサンフランシスコの Moscone West コンベンションセンターで開催される製品発表のための特別イベントへの 正式な招待状 を発表している。 アナリストやメディアからのメンバーを集めてのイベントは、同社がこれまでも初秋のメディアイベントを利用して同社が年末に向けたメディア・ミュージックプレーヤー製品を発表してきたことからも、新しい iPod が予定されているという否定しようのないサインだ。