AppleInsider: Leopard のインターフェース調整は最新ビルドでも続行

Leopard interface tweaks continue in latest builds

By AppleInsider Staff

Published: Monday, August 27, 2007 10:15 AM EST


Apple Inc. による Mac OS X Leopard オペレーティングシステムの最新プレリリースビルドがこの先週末に開発者の手元に届けられた。同ビルドには、多数のインターフェース調整が施され、推奨テスト項目の長々としたリストが添えられていた。

この新ビルド のものとして撮影されたスクリーンショットおよびビデオクリップは、Mac OS X Leopard build 9A527 とのラベルがついており、AppleMac OS メニューバーの透明度を前のビルドよりもやや下げて、より不透明度を高めているという。 一部の開発者によると、前ビルドの透明度レベルだと、ソフトウェア -- そして Mac OS デスクトップ全般 -- が安っぽく、野暮ったく感じられたという。

また、Apple は build 9A527 で新しい起動ムービー (下段参照) や新しいデスクトップピクチャを導入してもいる。 その両者とも 銀河系をモチーフ にしており、同社の Time Machine バックアップソフトウェア -- Leopard の目玉機能のひとつ -- のテーマと同じものになっている。

その他リークされた Leopard のスクリーンショット から判別できるインターフェースへの変更点としては、Preview.app のより洗練されたツールバーアピアランス、デスクトップとスクリーンセーバ、共有、そしてペアレンタルコントロールのための新しい環境設定ペインアイコンが含まれている。

最新ビルドをインストールした開発者らは、Apple から精力的なテストを要請されている。 例えば同社は、新機能 -- 例えば Dashboard ウィジェット.Mac との同期、Dock アイテムおよび設定項目 -- を、印刷や Spotlight Mail 検索などの、すでに確立されて一般的になっている機能との整合性を評価するように求めている。

Apple は開発者らに向けて、build 9A527 で発見され得るあらゆる不具合に加えて、今後数週間のうちに切り分けたいと考えている Leopard に存在する既知の問題を 12 件近く報告している。 しかし、これらの期日は確実に迫ってきている。クパチーノに拠点をおく同社は、10 月にはソフトウェアをリリースする計画だと表明しているからだ。


Apple は、自ら課した締め切りに間に合わせるために、今後 6 週間のうちに Leopard から既知の問題を完全に取り除き、最終的な Gold Master を宣言する前に複数の最終候補ビルドをシードする必要がある。 Gold Master 宣言後、Leopard は製造過程およびパッケージングに向けてリリースされる。

金曜日にシードされた Mac OS X Leopard build 9A527 と並行して、同社は Mac OS X Leopard Server build 9A528a もシードしている。