AppleInsider Briefly: Ramones のドラマーに訴えられた Apple、MainStage 1.0.1、など...

Briefly: Apple sued by Ramones drummer, MainStage 1.0.1, more...

By Prince McLean

Published: Friday, September 21, 2007 03:00 PM EST


1980 年代のパンクバンド The Ramones の元ドラマーが起こした裁判が対象としている複数の音楽ダウンロードサービスプロバイダなかに Apple が含まれている。 また、Apple は MainStage への小規模なアップデートを発表した。 さらに、現四半期の Mac の売り上げが伸びているとの噂がでている。

Ramones の元ドラマー Richard Reinhardt が AppleWal-Mart、Real Networks などを、彼が作曲した 6 曲のダウンロード販売について 許可を得ていない として、著作権侵害の廉で訴えている。

金曜日にマンハッタン地方裁判所に提出された訴状のなかで、Reinhardt は、彼の音楽パブリッシャーは 1983 年から 1987 年にかけて彼自身が作曲した 6 曲 -- Smash You、Somebody Put Something in My Drink、Human Kind、I'm Not Jesus、I Know Better Now、そして (You) Can't Say Anything Nice -- の配布や複製について一切の権限を持っていない、と主張している。

同訴訟は、5 月に Dawg Music が Apple などに対して起こしたものとよく似ており、その裁判では、小さなインディペンデントレーベルの所有者が彼の作品を許可なく、また時として保証なく販売したとして サービスプロバイダ数社を告訴していた

Reinhardt は訴状のなかで、少なくとも 900,000 ドルの損害を被ったとして、被告がいかなる方法でも楽曲を使用できないようにする永続的な差し止め命令を求めている、と Reuters は伝えている。


MainStage 1.0.1

Apple は木曜日夕方、MainStage 1.0.1 [19.7MB] をリリースした。同リリースは、安定性が向上しており、パッチを交換する際にパラメータ値を保存できるオプションが追加されている。 このソフトウェアアップデートの詳細はこちらの PDF を参照していただくとして、MainStage 1.0 の全ユーザを対象に推奨されている。

MainStage は Apple新しい Logic Studio の一部として、ライブパフォーマンスために設計されており、キーボーディスト、ギタリスト、そして他のミュージシャンが、特にステージのためにデザインされたフルスクリーンインターフェースを通して、このソフトウェア楽器を使って演奏したりエフェクトをかけたりできるようになっている。


Mac の売り上げが上昇?

報道の確かさではやや疑問符がつく The Street.com が金曜日、Apple に関するさらなる 予測 を出してきた。 同サイトの最新報告では、Apple は「235 万台の iMac および MacBook を今四半期中」に販売する見込みだ、としている。

「売り上げ台数は、アナリストの予測を 400,000 台近く上回るだろう」と報告は述べている。 「Mac の販売価格を控えめな 1,500 ドルとすると、その売上高は Apple の最高ラインをおよそ 6 億ドル上回る勢いだ。」

Apple はこれまで Mac の四半期の売り上げとして 200 万台の大台を超えたことはないが、四半期ごとにその数字に近づいてはいる。 7 月期には、同社は 176 万台を売り上げている


The Street.com はまた、Apple は次の四半期で「いわゆるサブノートブックに関連して驚きの発表」があるともしている。 「同社の内部に詳しい人々」の言葉を引用して、同ノートブックは「超薄型」で、「10 から 12 インチのスクリーンを持ち、滑らかな丸みを帯びたエッジで重さは 2 ポンドを切ってくる」とのこと。