AppleInsider: Apple タブレットのインタフェースは「サプライズ」、Jobs は満足

原文: Apple's tablet interface said to 'surprise,' Jobs pleased

By Sam Oliver
Published: Thursday, December 24, 2009 07:45 AM EST

噂される 1 月 26 日のメディアイベントが近づくにつれ、Apple 共同設立者 Steve Jobs が、同社未発表のタブレットバイスに「ひじょうに満足している」と言われている。同デバイスは、たんなる巨大 iPod touch 以上のものであることが仄めかされてきている。
The New York Times の Nick Bilton は 2010 年を「タブレット元年」としつつ、同デバイスをめぐる 内部情報 とされるものから、わずか一ヶ月強 のうちに発表される見通しだとしている。 彼とその同僚らが、現役および退職した Apple 従業員五人ほどに接触したところ、噂されているデバイスについて、謎めいた反応を返してきたという。
Apple に長年勤める現役の従業員は、Jobs が「新しいタブレットに非常に満足している」と語っただけだった。 Apple を最近退職した別の複数の人物は、ユーザーが「新しいタブレットとのやり取りにおいて驚く」ことになるだろうと、語っている。
Bilton はまた、消息筋が AppleInsider や他社に語ったことも繰り返している。 つまり、同ハードウェアの開発は、かたちにならなかったために、何年も前に リセットされた、ということだ。 ところが、五年前にタブレット型ハードウェアを改めて再開発していた際に、Apple が技術的なブレークスルーを成し遂げたことから、iPhone といったような、別の製品になっていったのだという。
「例えば、iPhone を手にしているとすれば、それは初期の Apple タブレットのミニ版を持ち歩いているようなものだ」と同期時は述べている。 「彼はまた、初期のタブレットを生産できなかった壁のひとつは、ソフトウェアがないことだった、と語っていた。 App Store の成功や、パブリッシャーらの熱意があれば、これは、どのような新デバイスにとっても問題ではなくなったことがわかる。」
Bilton はさらに、2010 年におけるタブレットという王冠をめぐる、他のライバルについても言及している。そのうちのもっとも有名なのが、噂されている Microsoftタッチスクリーン Courier というコンセプト だ。 Microsoft は、本のように畳むことができるデュアルスクリーンのデバイスが、市場に登場するのかどうかについて、認めてはいない。
Apple の開発者らは、来月のイベントに向けて、App Store ソフトウェアの フルスクリーン用デモ を準備するように要請されている。 このことから、来るタブレットiPhone OS の一バージョンで動くのではないかとの憶測を呼ぶことになった。というのも、既存の iPhoneiPod touch アプリケーションと、より高い解像度をもちつつ、互換性を持つことになることが伺えるからだ。 開発者らによると、タブレットは 1 月に発売されるのではなく、ただデモンストレーションされるだけだと告げられたという。
同記事は、同デバイスが早ければ 2 月には 大量生産 に入り、春のリリースとなるとしている。 Piper Jaffray のアナリスト Gene Munster は、600 ドルという平均小売価格で 3 月に発表される と予測している。