AppleInsider: Apple、10 インチのタブレットディスプレイと強化ガラスパネルを発注
原文： Apple orders 10-inch tablet displays and robust glass panels
Apple は、10 インチディスプレイならびに、強化ガラスパネルや両者を接続するためのコネクターを大量発注したと、極東の二つの独立した記事が報じている。これら部品は、期待が高まっている Apple のタブレットデバイスを構成するものになるはずだ。
DigiTimes によると、パネル製造を手がける Foxconn の子会社である Innolux が、来るマルチタッチデバイスにむけた 10 インチパネル のプライマリーサプライヤー となる一方、Apple iPhone のディスプレイパネル主要調達元の Wintek が、その他注文の大部分を引き受けるという。
Apple のコンポーネントサプライヤーからの情報として、台湾の噂サイトは、Apple はタブレット用に「10 インチパネルのガラスを強化するソリューションを探している」とも報じている。これにより、デバイスの発表が 2010 年上四半期にずれ込んだのだという。
光学ガラスを手がける Foxconn の子会社、G-Tech Optoelectronics が、この未特定のガラス強化処理を提供しているとされ、さらに台湾ベースの光学フィルムメーカー Wah Hong Industrial も、この取り組みに資するコンポーネントの供給を依頼されたという。
DigiTimes は、Apple の上流コンポーネントサプライヤーの出荷スケジュールを分析した結果として、Apple は、1 月に新しいタブレットデバイスを発表し、3 月には大量出荷ができるのではないかとしている。
これとは別に、台湾の「Economic Daily」新聞もまた月曜日、Cheng Uei Precision が、新しいフラットパネルタブレット PC コネクター部品の 大規模注文 を受けた報じている。しかし妙なことに、これら部品の出荷は、2010 年の第三四半期にしかならないと仄めかしている。
昨夏 AppleInsider は、Apple が新たな新タブレットデバイス 10 インチディスプレイ をベースにし、早くとも 2010 年の第一四半期 にならないと登場しない、と他に先駆けて報じた。
先週水曜日以降のメディアの報道では、Apple は最近サンフランシスコにある Yerba Buena Center for the Arts を 1 月 26 日（水）に予約し、イベントの詳細は不明なものの、未発表の何かが明らかになるまでに 1 ヶ月も待たなくては良いのではないかとしている。
