原文： Apple preps 27-inch LED Cinema Display, dodeca-core Mac Pro
By Kasper Jade
Published: Thursday, March 18, 2010 03:25 PM EST
Apple is は、LED Cinema Display と大幅なアップデートが施される Mac Pro ワークステーションなど、プロフェッショナルカスタマーをターゲットにした同社新製品に最後の仕上げをしている、との情報を AppleInsider は入手した。
Apple が 6 月のリリースを目指しているのは、同社二番目となる LED バックライト式 Cinema Display は対角で 27 インチとなり、その見た目は 2008 年 10 月に華々しく登場した 現行の 24 インチモデル（レビュー）とほぼ同じだ。
投入が予定されているこのディスプレイに詳しい二人によると、このモデルはかなり前から Apple の研究所にあり、「K59」という識別子・コードネームでよく話題に上っていたという。 Apple はより大型の LCD パネルが値下がりするのを辛抱強く待っていたと見られている。そのパネルは 2560 × 1440 ピクセルという解像度を誇るものの、市場投入までに多少コストを下げる必要があったようだ。
同じようなコンポーネントを搭載している同社の 27-inch iMac の成功のおかげで、Apple は今や、このディスプレイをより手頃な価格で提供できる位置につけたとされている。 同社はまた最近、同じサイズのパネルにつきまとっていた問題を なんとか解決している。この問題によって、よりサイズの多きな iMac の売上げは、2009 年 10 月の発売以来数ヶ月にわたって 伸び悩んでいた。
その一方で Apple は、Mac Pro にこれまでで最高のアップデートを施して仕上げにかかりつつもある。これまで、早ければ 1 月に、とか最近では今週にも、といった不正確な外部情報がはびこっていたが、こちらもまた 6 月の登場を目標にしている。
詳細は少ないものの、この件に詳しい人々は、Apple は 12 コアモデルを用意する計画で、Intel 最新の Westmere ベースの 6 コアチップをペアで採用して、計 12 コアを搭載すると、はっきりと言い切っている。
AppleInsider は現時点でも確証を得ていないものの、
Apple は現行の
Xeon 路線を継続する模様で、高価な
Xeon 5600 Series "Gulftown" チップ のペアを採用し、購入すれば財布が空になってしまうような 12 コア
Mac Pro へと仕立て上げるようだ。その一方で、6 コアのシングルプロセッサモデルも提供し、その価格は現行の
クアッドコアモデルの 2,500 ドルと同じような価格になりそうだ。
5600 シリーズは今後 45 日以内に利用可能となり、
2.66、
2.8、
2.93、そして
3.33GHz という構成で、価格は 1000 個のロットあたり 996 ドルから 1663 ドルとなる
*1。 これら新しい 32
ナノメートルチップは CPU あたり 12MB の L3 キャッシュ、6 コア 12 スレッドを備えている。
Apple は通常、こうした高額なマルチコアチップのうちもっとも廉価なものを標準的なデュアルプロセッサモデルとして提供し、より周波数の高いチップを
BTO オプションとして提供している。
それでもなお、
Apple は同社の
Xeon 路線を廃して
Intel の 999 ドルの 3.33GHz
Core i7-980X Extreme Edition ユニプロセッサチップを二つ採用して 12 コアの
Mac Pro に仕上げるとの噂も根強くある（
1、
2、
3）。 しかし、
Intel はこのチップをユニプロセッサモデルとして
明確に限定している。つまり、
Apple がこうした噂を実現するためにはデュアル
マザーボードという戦略をとらざるを得ないことになるのだ。
Mac Pro の売上げさほどでもないことを勘案すると、コスト削減の可能性以外、
Apple にとってこの戦略によるメリットはあまりない。
Apple のパイプラインにあるその他のもの
