原文: No. 1 planned use for Apple iPad: working on the go
By Neil Hughes
Published: Wednesday, March 24, 2010 10:50 AM EST
ワイヤレスデバイスのユーザを対象とした新しい調査では、Apple が投入を予定している iPad の一番の利用目的として、出先で作業を完了するというもので、多くの顧客にとって同マルチメディアデバイスがネットブックに置き換わり得るものであることが伺える。
今回の調査は Sybase が 今週発表したもので、調査を行った Zogby International は携帯電話を持つ 2,443 人の大人を対象とし、そのうちの 770 人はスマートフォンを持っていた。 スマートフォンを所有している回答者のうち半数以上 -- 52.3 パーセント -- が iPad で仕事をする可能性がもっとも高いと回答した。 またスマートフォンユーザの別の 3 分の 2 の回答者は、iPad のようなデバイスによって仕事がより効率的になると考えていると答えた。
仕事以外では、スマートフォンユーザの 48.2 パーセントが iPad を使って映画やテレビ番組、その他の動画を見るつもりだと考えている。 ゲームは、スマートフォンユーザらの間では 3 番目に人気の活動で、35.4 パーセントを占めていた。
「同調査から、消費者は家庭と職場の両方で使えるデバイスを求めており、そうした目的をサポートするようなビジネスが求められていることが分かる」と Sybase は分析のなかで述べている。 「さらに、分析で明らかになったのは、デバイスの機能がプライベートと職場に対応したモバイル体験を満たしてくれるものであることが重要で、それはよりデータへのアクセスがしやすくならない限り完成されたものにはならないだろう。」
具体的には、投票から、ユーザは個人データでも仕事関連のデータでもデータへのアクセスが制限されていると感じていることが明らかになった。 自分のモバイルデバイスにデータを保存しているという回答者の 3 分の 2 が、アプリケーション同様、個人データでも仕事関連データでも実際にアクセスするのは 10 パーセントに満たないと答えている。
回答者らは、どこからでも自分のデータにアクセスできるような未来を望んでいる。というのも、67.6 パーセントの回答者が、今よりも二倍の量の情報やアプリケーションにアクセスできたとしたら、より生産的になれると答えているからだ。
Apple は
iPad の
潜在的な顧客として
ビジネスユーザをターゲットにしており、同デ
バイスが
エンタープライズ市場にも魅力的なもになるような機能を追加してきている。
iPad は
iTunes 経由でドキュメントを同期し、
クラウド、ウェブ、そしてローカルファイル共有にもアクセスできる。
マルチタッチバージョンの
Apple iWork スイート も
iPad で利用可能で、新たに開発された Numbers、Pages そして
Keynote が
App Store でそれぞれ 9.99 ドルで提供される。 Pages のモバイルバージョンは
Microsoft Word とも互換性をもっており、ユーザは標準的なビジネス文書のフォーマットで文書を開いたり保存したりできるようになっている。
クラウドベースのストレージ については、
Apple CEO の
Steve Jobs からの電子メールとされるメッセージに、
iPad は
iWork.com と iDisk を経由したドキュメントへのアクセスをサポートしているとあった。