AppleInsider: レビュー: Apple の early 2010 MacBook Pro [Page 2]
原文: Review: Apple's early 2010 MacBook Pros [Page 2]
バッテリーはまた 1000 回の再充電ができるとされていることから、従来のバッテリーよりも長く持つことになり、システムの寿命(およそ 5 年)をつうじて交換の必要はないはずだ。 交換には手数料が必要で、それは従来型のバッテリーを新たに購入するのに匹敵する。
大きなバッテリーになったことで、より大きな電源供給能力を備えることになった。 新しい 15 および 17 インチ MacBook Pro にはやや大きくなった 85 ワットのアダプタが付属しており、より高速にバッテリーを充電できる。 この新しいアダプタはまた、より耐久性が増し、マシーンに対して直角に突き出てループするのではなく、ケーブルを後方に流してくれるようになった新しい MagSafe アダプタとなっている(下図参照)。
三種類の MacBook Pro モデルサイズごとにユニークな機能
前世代の MacBook Pro(レビュー)でもそうだったように、唯一 17 インチモデルには USB ポートが 3 口あり(15 インチモデルの 2 口とは対照的に)、ExpressCard/34 スロット(他の MacBook モデルにあるような SD Card スロットだけでなく)を備えている。もし SD Card スロットリーダーが欲しい場合は、17" モデルの ExpressCard スロット用のものをおよそ 20 ドルで購入できる。 そのカードスロットは、3G WWAN カードを使いたい場合や、eSATA や追加の Firewire ポートといった特別なニーズを持っている場合は便利だ。ただし Apple によると、同社の調査ではわずか 10% のユーザしか実際には ExpressCard スロットを使わないという。 もしあなたがそれを使う必要のあるマイノリティーに属するのであれば、17 インチモデルが唯一 MacBook を手にする道となる。
15 インチモデルは搭載する GPU に専用のビデオ RAM として 256MB を提供しているが、ハイエンドの Core i7 プロセッサオプションでは 512MB で出荷されている。 17 インチ MacBook Pro のベース CPU モデルでは、フルの 512MB というビデオ RAM が搭載されている。また 13 インチバージョンではそのグラフィックスに 256MB の共有システム RAM を使用している。
13 インチ MacBook Pro は標準で 4GB RAM が搭載されるようになり、すべてのモデルで RAM を 8GB まで拡張できる。標準で搭載されているハードドライブのサイズもまた全般的にやや大きくなっており、新しいモデルの方がさまざまな意味でお得なものになっている。 しかし新モデル最大の飛躍は、15 および 17 インチモデルに搭載されている新しい Intel Arrandale プロセッサだ。
ページ 3 / 3: Arrandale によるアドバンテージ。